“新人のOJT”の研究から生まれた基本3シート
- OJTを効率よく進めるには、最初に何らかの計画を作っておく必要があります。
- ところが、新入社員のOJTでは、忙しい時間の合間をぬって指導しなければならないため、苦労して計画を作ってもなかなか計画通りには進みません。
- そこで複数の企業やナビゲート自体のOJTの場面で、もっともムダがなく柔軟な計画とその管理方法を研究し、これらのノウハウを基本3シートとしてまとめました。
「期間別マスタープラン」〜期間ごとの目安を立てる〜
- 1年間(目安)のOJTの基本的な計画を設計するシートです。
- どういう手順で業務を習得するのか、いつごろどのような項目を指導するのかを設計します。
- ここで設計した大まかな計画は、OJT期間の節目節目で点検し、残りの期間について内容を具体化していきます。
「指導項目リスト」 〜指導項目を洗い出す〜
- 指導漏れを防ぎ、習得状況を管理するためのシートです。
- 新人のOJTでは、指導すべき項目が細かく多岐にわたります。
- どんな小さな項目でも、指導が漏れてしまうと大きなミスや事故につながりかねません。
- そこで、指導すべき項目をリスト形式で洗い出して、時間を見つけてどんどん指導し、また習得チェックもできるシートを準備しました。
「指導ガイドライン」 〜OJTの約束ごとを決める〜
- 指導担当者(OJTリーダー)と新人との間で、OJTの約束ごとを確認するためのシートです。
- 指導担当者(OJTリーダー)がどんな考え方で指導するのか、お互いに何を守るのか、どういうときに報告や相談が必要なのかを決めて、新人に提示します。
その他のシート
- 購読者専用の「OJTサポートサイト」では、上記の基本3シート以外にも、OJTで活用できるシートを準備しています。