ナビゲートの「教材・マニュアル制作」は、研修事業で培った経営・教育のノウハウを存分に生かします。
私たちは単に「作り上げる」ことを目的にしていません。
「教材・マニュアル」を通して、仕事を整理し、人を育て、最終的に経営に貢献することをめざします。
そのために、どのタイミングで、どんな教育をすべきか、それにはどのような教材やマニュアルが効果的か、という点から総合的に提案いたします。
教材・マニュアルを制作する過程では、徹底的な情報整理を行います。
資料を読込み、ロジカルチェックを行うほか、足りない情報を積極的に補います。
例えば業務マニュアルにおいては、「この業務なら、他にこういう処理が発生しているはず」「システムの構造はこうなっているはず」「この処理は承認手続きがあるはず」「この業務については法令が変わっているはず」……などということを、とことん考えながら作成します。
目的、対象者、メディアを踏まえ、わかりやすい表現を追求します。
表現方法として特にこだわっているのは「図解」です。理念・戦略・事業の関係、複雑な業務や取引のしくみ、事務処理とシステムの関係、部門間の役割などなど、目に見えない概念や構造は、図解することで正しく記憶にとどめ、理解を促すことができます。
また、言葉では説明しづらい技能やイメージは、イラストや動画も活用して視覚的に訴えます。
さらに、わかりやすく書くだけでなく、より理解を深めるために、標準話法や事例、テストを作成するお手伝いもしています。
このように「理解」という観点から、使う人にとって心地よく、記憶に残る表現や展開を日々研究しています。
開発のプロセスにも特徴があります。
弊社では、できるだけ早い段階で、完成に近いイメージまで作ってしまいます。そして、このイメージをたたき台としてお客さまとヒアリングを行い、詳細を詰めていきます。この方法は「手戻り」「手直し」のリスクが高く、弊社としては辛い作業です。
ではなぜそうするのか。理由は、結果としてそのほうが速いからです。 一からヒアリングに基づいて作っていくのは、実は非効率で不確実な方法だと感じています。 完成イメージを共有しながらヒアリングするほうがずっと効率的です。
また、“現場の仕事”はプログラミングとは違って、矛盾を抱えながらも動いてしまうものです。 「仕様が固まってから」と構えていると、いつまで経っても着手できません。
お客さまからよく言われます。「決まっていないことばかりですみませんねぇ」「こんな状況だったとはお恥ずかしい」などと。しかし、教材や業務マニュアルを作成する過程で、曖昧な点や矛盾点があぶり出されることも、貴重な成果だと思っています。
開発プロセスについては、他にも独自の考え方・方法をとっていますので、以下のページも参照してください。