OJTを受ける新入社員のための
OJT新人ノート
『OJT新人ノート』は、OJTを受ける新入社員が、日々の学習や行動を記録するためのノートブックです。
新人の自発的な"気づき"と"行動"を促し、OJTの対話を活性化。
テレワークを進める職場でも活用いただけます。
『OJT新人ノート』は、
日々の学習や行動を記録するためのノートブックです。
『OJT新人ノート』には、新しく出会う人や言葉、行動など、テーマ別に目標数が設定されているので、その数に達するまで、どんどん書き込んでいきます。これにより、新人の意欲を引き出し"気づき"と"行動"を強化します。
このノートは独習用ではありません。1年間、新入社員がOJTリーダーと関わりながら書き込んでいくことで、OJTリーダーとの対話を促進します。また、OJTリーダーは適宜『OJT新人ノート』を確認することで、指導のタイミングやポイントを把握でき、質の高いOJTを行うことができます。
つまり『OJT新人ノート』は、新人にとっては成長のネタ帳に、OJTリーダーにとってはお助けツールになるのです。
- 忙しそうだから、聞きづらい
- わかったようなわからないような……
- 知らない言葉が飛び交っていてついていけない
- 努力の方向がわからない
- 何度やってもミスしてしまう、自信喪失ぎみ
- 自分は成長できているのかな、と不安になる
- 日報に何を書いていいかわからない
- OJTリーダーとだんだん話すことがなくなる
- コミュニケーションのきっかけやネタがない
- 新人が何を考えているのかわからない
- 何度言っても進歩がないのはなぜ?
- 何をほめていいかわからない
- しかるべきかどうか悩む
- 認識にズレがあると感じる
- 日報へのコメントもマンネリに
- 3カ月もすると、関わりが薄れてくる
OJT新人ノートの特長
新人にとって
新人の気づきと行動を強化!
『OJT新人ノート』では、日常のさまざまな成長機会をとらえて、新人の負担にならない程度にどんどんメモをしていきます。
新しい人との出会い、初めて聞く言葉、読了した書籍、ちょっとした疑問、周囲への貢献、ポカミス、良い習慣……。
「書く」ためにはそのためのネタを拾わなくてはいけません。
ノートに書くことを習慣づけることで、"気づき"のアンテナを養い、自発的な"行動"を引き出します。
新人の意欲を引き出す!
努力すべきことが明確で、経験が積み上がっていることが目に見えると、意欲がわいてくるものです。
これがさらに新人の行動を促すことにつながります。
『OJT新人ノート』は成長のネタ帳。これが真っ黒になったとき、新人は確実に成長を遂げていることでしょう。何より1年後、やりとげた自信と達成感を得ることができるはずです。
OJTリーダーにとって
対話を促し、指導モレをなくす!
『OJT新人ノート』は新人が書きますが、OJTリーダーに見せることを前提にしています。ノートには、新人の言葉がたくさん詰まっていますから、対話のネタも満載です。 また、OJTリーダーは、新人の記録(内容、進み具合、偏りなど)から、新人の状態や傾向も把握できるので、質の高い対話が可能になりますし、タイミングを逃さず指導することもできます。
OJTリーダー・新人にとって
認識の差を埋める
マナーや指導の受け方などの基本行動は、最初の頃はこまめに注意していても、時間とともになし崩しになってしまいがち。 指導するほうもだんだん億劫になってきてしまいます。 そこで新人とOJTリーダーが定期的に確認できるチェックリストも用意しました。 できている点、改善点など、相互の認識のズレもチェックできます。
OJTリーダーをサイトでもサポート!
ご購入者専用「新人のOJTサポートサイト」では、OJTリーダーをサポートします。 『OJT新人ノート』を使用する新人のOJTリーダーは、画面上で『OJT新人ノート』の内容を確認できます。 また、『OJT新人ノート』を活用した指導方法についても参照できます。
充実した情報(巻末付録)
OJT新人ノートの巻末には「ビジネス便利ツール」として、身に付けたい挨拶と敬語、eメールのマナー、ビジネス文書のマナー、時候のあいさつ、間違いやすい同音異義語、ビジネス基本用語を収録。OJT面談で使用できるシートもついています。
仕様・価格
OJTを受ける新入社員のための
『OJT新人ノート』
仕様:A4版/60ページ
価格:2,200円(税抜2,000円)
INDEX
はじめに
- OJTの意味と指導を受ける心得
- このノートの活用の仕方
- 進捗管理の進め方
- 進捗管理表
[1]スタートライン
- OJTを受ける前に
- 自己紹介を考えよう
[2]基本のセルフチェック
- 教わり上手になろう
- マナー・基本動作を身に付けよう
- 安心して任される人になろう
[3]学習の記録
- 疑問・質問リスト
- 私の専門用語
- 100人の出会い
- セミナー・読書の記録
- お客さま情報スクラップ
[4]行動の記録
- ポカミスに学ぼう
- あの人をマネしよう
- 達成感を積み上げよう
- 周囲に目を向けよう
- プラスの習慣づくり
◆ ビジネス便利ツール
- 身に付けたい挨拶と敬語
- eメールのマナー
- ビジネス文書のマナー
- 時候の挨拶
- 間違えやすい同音(同訓)異義語
- 知っておきたいビジネス基本用語
◆ 付録シート
- OJT面談メモ
- OJTを終えて
指導担当者のためのサポートサイト
- 『OJT新人ノート』の内容閲覧(PDF)
- 指導の進め方:リモートワーク環境での活用方法も掲載中。
- 項目別の指導ポイント
- シートダウンロード:進捗管理表(Excel)、面談メモ(Excel)ほか
よくある質問
- 『OJT新人ノート』をどう指導にいかしたらいいのでしょうか?
サポートサイトにて、OJTリーダー・指導担当者の方のための「項目別の指導ポイント」を閲覧いただけます。
それぞれの項目のねらいと、着眼点、指導・対応のヒントなどを掲載していますので、日々の指導と対話にお役立てください。
- 職場ではリモートワークが中心ですが、OJTに使えますか?
はい、ご利用いただけます。サポートサイトに「リモートワーク環境での活用ポイント」を掲載していますので、「項目別の指導ポイント」とあわせてご活用ください。
リモートワーク環境では、新人は職場の状況が見えず、周囲からは新人の様子が見えません。そうした中では新人が放置されやすく、孤立感や疎外感を深めるリスクもあります。このリスクを回避するためにも、これまで以上に対話が重要になります。
『OJT新人ノート』は単なる日報ではなく、考えたり、行動したり、学んだりしたことの履歴となるものです。これらの経験を通して新人の状態を観察し、その時々に応じた対話につなげていただきたいと思います。また、あえてアナログなノートであることで、徐々に空白が埋まっていく達成感にもつながると考えています。
- OJT期間は、新人に日報をつけさせているのですが、『OJT新人ノート』も書かせるとなると内容がダブるし負担も大きいのでは?
『OJT新人ノート』は、むしろ日報がマンネリになることを防ぎます。
日報は、同じ項目について毎日書かないといけないので、しばらくすると書くことがなくなって困ってしまうことがあります。これは新人だけでなく、コメントする側も同じだと思います。これに対し『OJT新人ノート』は、毎日必ずつけなければいけないものではなく、基本的には、人と会ったときや新しい言葉を聞いたときなど、発生時にメモをするものです。
また書く内容はまとまった文章ではなく、ちょっとしたメモですので、負担なく、むしろすすんで書きたくなるような工夫をしています。よって『OJT新人ノート』に蓄積された記録は、毎日の日報のネタを見出すのにむしろ役立つはずです。
- 『OJT実践ノート』というのもあるようですが、それとはどういう関係ですか?
ゆるやかに連動しつつ、それぞれに独立した商品です。
どちらもOJTを効果的に進めるためのツールですが、使う人と内容が異なります。
『OJT実践ノート』は、OJTリーダーが書き込みながら使うマニュアルです。『OJT新人ノート』はOJTを受ける新人が書き込むメモ帳とお考えください。従来バージョンの『OJT新人ノート』は、『OJT実践ノート』で推奨するOJT計画 基本3シートを使うことが条件でした。よって、『OJT新人ノート』は『OJT実践ノート』とセットで使うことが前提となっていましたので、『OJT実践ノート』の導入企業様に限定して販売しておりました。今度の新しい『OJT新人ノート』は、『OJT実践ノート』をご購入いただかなくても、単体でお求めいただけます。もちろん『OJT実践ノート』とセットでご利用いただければ、よりいっそう効果が高まります。
*『OJT実践ノート』について詳しくはこちらへ
- 自社では独自のOJT計画書を使っていますが、『OJT新人ノート』の内容と矛盾しないでしょうか?
貴社の制度とあわせてご利用いただけます。
新しい『OJT新人ノート』は、使用するOJT計画書を限定しません(*従来品は限定していました)。新人の気づきと行動を促し、OJTリーダーとの対話を促すことを目的としています。OJTの実施記録や進捗管理などは扱いませんので、どんな制度にも適応でき、お役立ていただけます。
- 新人のOJTリーダー制度とは別にメンター制度も導入していますが、メンターにも使える内容でしょうか?
メンター制度をサポートする補助ツールとしても活用できます。
『OJT新人ノート』は、学習や行動を記録することで、新人の自己効力感を高めることを1つのねらいとしています。これをメンター制度で活用する場合、日々の体験や行動を具体的に確認しながら、承認を与えたり助言を行うことができます。特に第4章「行動の記録」では、指導担当者が承認を行う欄がありますので、そこについてはメンターが担当する、という使い方をしてもよいでしょう。