□ そもそもOJTのしくみがない
□ 人によって教え方がバラバラ
□ 人を育てる風土がない
□ 忙しくて新人を育てる時間がない
□ テレワークが続き、在宅勤務者が増えた
□ OJTリーダーと言われても、どうやって指導していいかわからない
□ OJT計画を立ててもどうせその通りにいかない
□ 実務だけでも忙しいのに新人のことまで手が回らない
□ 周りが誰も協力してくれない
□ リモートで指導をすることになった
□ せっかく採用してもすぐに辞めてしまう
□ 職場によって、OJTへの取り組みが違いすぎる
□ 果たしてOJTが行われているのか、よくわからない
□ 気にはなるけど、現場にはこれ以上介入しづらい
□ 毎日、行き当たりばったりの指導で混乱してしまう
□ 先輩はみな忙しそう、とても聞きづらい
□ 手待ちの時間が多くて、自分はお荷物に感じる……
□ この先どうなるのかわからなくて不安
□ テレワークで職場の様子がわからず相談しにくい
こうした悩みを解決し、手軽にそして確実に、OJTの効果を上げるためにはどうしたらよいでしょうか。
新入社員の配属が決まった段階で、各職場の所属長がOJTリーダーを任命したとします。
それから自動的に、OJT計画の作成、メンバーへの指導分担、受け入れ準備……こうしたもろもろの準備がスムーズに進むとしたらどうでしょう。
もちろんOJTのしくみがあったとしても、受け入れ準備はそれなりに大変です。
しかし、しくみになっていれば、いつまでに何をするかが皆で共有でき、スケジュール化もできます。準備が万全であれば、受け入れ後の指導効率も格段にあがります。
なにより、新人にとっては配属初日から「受け入れられている!」「目標とやるべきことが見える!」「聞きやすい!」という気持ちになれるため、安心感やモチベーションにつながるはずです。
そしてOJT開始後は、常に進捗状態が見える状態で、進捗に応じてOJT計画が調整され、 新人の状況に応じた適切な指導がされたとしたら。
さらにOJTリーダーと新人の間で、定期面談をはじめ十分なコミュニケーションがはかられていたとしたら……。
なんて生産的で健全な職場でしょうか。
一方OJTのしくみがなかったらどうでしょう。
配属先の職場で、たまたま面倒見のよい先輩にあたり、指導の仕方もうまかったとしたら、新入社員にとっては非常に幸運なことです。しかしその確率は高くありません。
よしんば、そのような人材はおうおうにして責任感も強く仕事もできるので、実務でも相当に多忙のはず。
期待と実務と新人を背負って、やがて大きな負担にあえぐことに。
一方、新人のほうは、先輩に負担をかけてしまっている負い目を感じて、聞きたくても聞けない状態に。ときどき他の先輩から、教わったことと全然違うことを言われてしまい、新人の頭の中は大混乱……。
人によってやり方が違うけど、現実はそんなものかと諦めて、自分も我が道を進む。
その結果、職場の業務は標準化されず、ノウハウは伝授されず、人は育たず、ミスに追われ、ますます忙しくなって人を育てる余裕がない……。そんな悪循環に陥ってしまいます。
OJTのしくみがあるということは、新入社員にとっても職場にとっても会社にとってもハッピーなことなのです。
誰がOJTリーダーになっても、指導の一定品質が保たれ、属人的なアタリハズレのリスクを最小限にします(なくなるとは言いません)。
たかがOJT、されどOJT。
しかし、そもそもOJTの “ しくみ”って何? しくみ構築なんて大ゴトはとっても無理。
ただでさえ人事と現場はミゾがあるのに、これ以上現場に負荷はかけられない、そんな声も聞こえてきそうです。
そこで役に立つのが『OJT実践ノート』です。OJTリーダーに1人1冊配付するだけで、もう自社のOJT制度の骨格ができ上がるのです。
しくみとは、平たくいうと、実施する内容、実施の期間、実施のためのツールがあることです。
『OJT実践ノート』は、指導の内容、指導の期間設定について、具体的なガイドラインを提示します。また、実施のツールとしては、汎用的に使用できるOJT計画書(Microsoft Excel等)を準備していますので、専用のサポートサイトからダウンロードして自由に使うことができます。
また、指導のしかたや関わり方、1年間を通してOJTを支援するための各種シートも揃っています。
もちろん、具体的な指導項目は職場によって異なりますので、それは考えていただかなくてはなりません。
ただ、職種ごとにサンプルも準備していますので、それを参考に作ることができるでしょう。
いつまでにどうなってほしいか、という方針も、所属長とOJTリーダーとで十分にすり合わせてください。
OJT計画は、最初はそれなりに骨が折れます。しかし一度作っておけば、次回からはかなり楽になり、余裕を持って新人に接することができるでしょう。新人も「自分のためにここまで準備してくれてる!」と感動することでしょう。 配属初期の印象は、その後の仕事ぶりにもに大きく影響します。
なお、受け入れ初日から数日間は、詳細なスケジュール表を作っておくとよいでしょう。
指導することが多岐に渡るため、時間効率よく指導を進める必要があります。
また、早い段階で職場メンバーとの交流機会を作ることもポイントです。
OJTを進めるコツは、いろいろあります。
例えば、弊社が開発したOJT計画書は以下の3シートからなります。
3枚も書くのは面倒とよく言われますが、この3つの視点で支えるからこそ、OJTがぶれることなく、計画も柔軟に調整でき、なし崩しになるのを防ぐことができるのです。
また、初年度に一度作っておけば、次回からは流用しできます。
この中でも、メインとなる計画は「指導項目リスト」です。指導項目とは「一度に指導する内容のかたまり」です。
評価のための「スキルチェックシート」を作られている企業は多いのですが、「指導項目」という観点で整理されているところは、まず見受けられません。どういう単位で指導するか、それを考えることがOJTを効果的に進めるための第一歩です。
OJTの進捗管理も「指導項目リスト」を活用します。
予定より遅れていたらどうするか?はやく進んだらどうするか?
前半を終え、後半を迎えるときにどうしたらよいか。
『OJT実践ノート』では、進捗状況に応じてどう対応すべきか、節目節目で何をするか、といった具体的なノウハウも提供しています。
もちろん、仕事の指導方法についても手順を具体的に解説。どんな業種でも、新入社員の指導経験がない人でも、OJTを実践できるように作られています。
新入社員は、入社後しばらくは、環境も生活リズムも変わり、心身ともに不安定になる場合もあります。
最初は元気いっぱいでやる気を見せていた新人も、しばらくするとだんだんトーンダウンしたり、マナーもなし崩しになったり……。そんな新人の様子に振り回され、OJTリーダーのほうが悩んでしまう場合もあります。関わり方を間違うと、余計に悪化することも。
新人を観察する観点や、対応のしかたについて方針を得ておけば、新人にとってもOJTリーダーにとっても安心です。
また、リモートワーク環境での注意点についてもOJTサポートサイトで解説しています。
『OJT実践ノート』は、OJT計画をはじめとする制度構築だけでなく、OJTリーダーがよくぶつかる問題に対しても具体的にアドバイスし、年間を通してOJTのプロセスをサポートします。
せっかく採用した貴重な人材を、大事に育てましょう。これは決して甘やかすということではありません。計画と指針を持って、継続的にかかわるということです。
OJTに熱心な企業では新人の離職率が低い、これはお客様と接してきて実感することです。実際、『OJT実践ノート』を活用するようになってから新人の定着率が上がった、というお客様の声もいただいています。
『OJT実践ノート』は無料で全ページを閲覧できますので、一度お申し込みください。
ご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。
お近くの場合でしたら、現物見本を持参してご説明にあがります。
教える人も教わる人もハッピーに、そして働き方・働く場所は違っても、働く人それぞれが幸せな職業人生を歩めるように、OJTでできることがあると、私たちナビゲートは信じています。