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ナビゲート[ゆ] 2014-06-09
育児休業を経て、このたび4月から職場復帰しました[ゆ]です。弊社では、復帰者に対して「職場復帰プログラム」というOJTが実施されます。例にもれず、私もこのOJTを受けることとなりました。
さかのぼること6年前、ドキドキしながら、新人のためのOJTを受けたことがありました。
中途採用ではありましたが、当時の私は、弊社の業務について初めて知ることばかりで、早く業務に慣れるようになるため、必死にメモを取ったり質問をしたりと、日々奮闘していました。
OJTリーダーは、そんな私の様子をしっかりと見てくれて、気になることがあれば親身に相談に乗ってくれたり、不慣れな部分については、できるようになるまで応援してくれました。
そのようなOJTリーダーの支えがあって、約半年間のOJT終了後には、晴れて独り立ちし、たびたび失敗しながらも、いろいろと任せてもらえるようになりました。
そんな新人の頃をなつかしく思い出しつつ、今回どんなOJTになるのか密かに楽しみでもありました。
気になるOJTリーダーは、なんと、今回も新人の頃と同じ先輩にしてもらえることになりました。今では2児の母となった先輩は、仕事のことはもちろん、育児の相談にも乗ってくれる頼もしい存在です。
OJTリーダーから渡された指導計画書には、2週間分のおおまかな指導スケジュールが組まれていました。指導内容によって、指導担当者が代わるので、復帰そうそうOJTリーダー以外のスタッフとも関わる機会が用意されているのも、ありがたいです。
主な指導内容は、現在の会社の状況を把握するということで、これまでの流れや変更点などを中心に確認しました。
また、私はマニュアル開発の制作担当なのですが、これまで使用していたアプリケーションのバージョンアップなどもOJT期間中に行い、制作環境も整えました。
2週間という短い期間ではありましたが、久しぶりに受けたOJTは、とても新鮮でした。
新人になったつもりで、弊社の「OJT新人ノート」を読んでみると、新人の頃は常に意識していたことも、数年経つと疎かになっていることも多く、指導を受ける側としての心構えや態度などについても、あらためて確認することができたのもよかったです。
実は、復帰にあたって、久しぶりの仕事についていけるのか、育児と両立していけるのかなど、不安でそわそわしていました。
これまで、受託制作の担当者という立場上、納期が迫っているときは、遅くまで残業することもあったのですが、復帰してからは、時短勤務(9時~16時)のため、今まで以上に集中して、迷惑をかけないようにしなければというプレッシャーも感じていました。
一方、帰宅後は、育児の合間に家事をもこなさなければと気負いすぎていたようで、少々追いつめられている自分がいました。
復帰して間もないある日のこと、娘の体調不良で会社を休むことになってしまったのですが、復帰そうそう休むということに心苦しい気持ちでいた私に、OJTリーダーからメールが届きました。
「こちらは、大丈夫です。心配せずに。子供が小さいうちは、そんなものです。[ゆ]も看病疲れしないように気をつけてくださいね」といった内容で、状況を理解してもらっているという安心感と、OJTリーダーのさりげない気遣いに、肩の力がすーっと抜けていくのを感じました。
そのようなOJTリーダーとのやりとりなどを含め、復帰始めに感じていた不安は、徐々に薄れていき、精神的にも助けられたOJTとなりました。
業務が多忙な時期に、OJTリーダーをはじめ、スタッフ全員に時間を割いてもらったことに感謝しています。まだ手探りではありますが、自分なりのペースを掴んで、落ち着いて仕事に取り組めるように努力したいと思います。
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