5Sの対象箇所ごとに管理責任者を設置しています。
経営者も含めてスタッフ全員がほぼ同数の責任箇所を分担させ、全員参加の体制にしています。
管理責任者の任命
- 各部屋で、5S委員がいる場合は5S委員が、いない部屋はルームリーダーが任命する。
- 半期ごと、または異動、入退社があった際に適宜見直す。
- 管理責任者は対象箇所にその氏名を表示し、「5S管理表」の対象箇所別に氏名を表記する。
管理責任者の役割
基本 |
- 対象箇所が清潔な状態に保たれるよう責任を持つ。
- 対象箇所に対する基本的な表示を行う(内容物の表示は別途)。
- 5Sの日の前に対象箇所の状態をチェックし、実施計画を立てる。
- その他、対象箇所に関して気づいた点があれば積極的に提案する。
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実際の活動 |
- 5Sの日には、その対象箇所を自らが中心になって5Sを実施する。
- 共有箇所や共有スペースの場合は、関係者に協力を要請し、調整して実施する。
- 対象箇所に不要物、仮置きがある場合は、全体にアナウンスし、排除する。
- 維持、管理をするための改善を自らまたは関係者の協力を得て実施する。
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留意点 |
- 管理責任者は対象箇所の5Sを実施する人ではなく、管理する人とする。
- 実際の活動は各部屋で協力して実施する。
- また乱れに気づいた人は、管理責任者に限らず率先して是正する。
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弊社の場合、個人机の引出しの中以外は、ほぼ全て共有スペースとなっています。そのため、管理責任者を決めても個人で全ての判断をすることができない箇所がほとんどで、必ず誰かの確認や調整が必要となります。
しかし、管理責任者を決めていないと、全員が無責任となってしまいかねないため、全ての箇所に管理責任者を設置しています。