ビジネスマナーやルール、業務知識......これらはもちろん必要です。
社会人としてのベースとなるものだからです。
そのうえで、"自分で考え、周囲と協力しながら、たくましくキャリアを積んでいける力"を身につけること、これはもっと大切です。
そこで、OJTリーダーは以下のことを伝えていくように意識しましょう。
いずれも口頭で説明するだけで身に付くものではありません。
モデルとなる上司・先輩自身の"ありよう"が問われることです。
ともに働く仲間(会社の一員)となるために
- 共有したい価値
- お互いを個人として尊重し、協力しあうこと
- 社員としての姿勢や行動
意欲を持続し、前向きに学び、働けるように
- 会社のよさ、組織のよさ
- 働くことの楽しさ
- 人との出会い、人から学ぶことの楽しさ
独り立ちし、異動や変化にも対応できるように
- 仕事(作業・ルール)の意味や背景
- 仕事の覚え方、スキルの習得の仕方
- 学習の仕方、社会人としての学び方
着実に成果を上げ、努力が実るように
- 根気強くやり続けること
- たくさん試すこと、行動すること
- ストレスとのつきあい方、気分の切り替え方
そして、新人が豊かなキャリアを描けるようになるためには、
- あなた自身が自然体でいること
- あなた自身の仕事への取り組み方
- あなたが学び、努力している姿