内発的動機づけとは、自分の内面から意欲が沸き上がることをいいます。
OJTなどで指導を行う場合、または仕事の指示を行う場合、いかに相手の内発的動機づけを促せるかが重要になります。
職場においては、例えば以下のような場合に、内発的動機づけがされていると考えられます。
*誰でも「自分の意志で行っている」と思えるときは、意欲的になれるものです。
*逆に「やらされている」と感じたときは、意欲が減退してしまいます。
自分の意志で自発的に行う、という状態を促すことが大切です。
そのためには、OJTにおいて以下のようなことを配慮するとよいでしょう。
*ただ重要だというのではなく、理由をきちんと説明します。
*内容について十分に納得を得ることが大切です。
*新人が安心して発言しやすい状態をつくるよう心がけます。
トレーナーが一方的に話すだけでなく、トレーニーにも発言を促しましょう。
たとえトレーナーが話した内容とまったく同じ発言であったとしても、自分の言葉で話すことで、自分のこととして受け入れることができるものです。