【研修ツールをWebサイトで無償提供】
研修支援を行なうナビゲート(横浜市 代表 伊藤弘二朗)のWebサイトでは、研修スタッフのためのツールや情報を無償で公開している。
現在、「新入社員特集」を開催中だ。「研修用ワークシート」や「ビジネス基本用語集」などのツールが豊富で、社内で研修を行なう人にとってはかなり強力なサイトといえる。
また、研修担当者にかぎり、新入社員読本『1st.Step』を無料で1冊提供しているので、アクセスしてみるとよいだろう。
サービスのいくつかを見てみよう。
研修用ワークシート
まず、全176ページ(2001年3月現在)に渡る「研修用ワークシート」が無償で活用できる。 PDF形式になっているため、出力してそのまま使えるのがうれしい。グループ演習や個人ワークまたはOHPシートとして利用可能だ。テーマは、“オープニング”から“グループ討議”“マナー”“電話応対”“ショートケース”“理解促進テスト”“会社の数字”などなど、基本的なものが一通り揃っている他、OJTリーダーが使える“OJT計画表”なども用意されている。
新入社員の導入研修や、配属後のOJT、フォロー研修などに使えそうだ。各シートにはインストラクションの手順例も掲載されているので、参考になるだろう。
ビジネス用語集
「ビジネス用語集」はごく基本的なことから、最近話題の用語まで簡潔にやさしく紹介されている。新入社員にとっても研修スタッフにとっても役に立ちそうだ。用語のリクエストも受け付けているようなので、知りたい用語があればメールをしてみるとよい。用語集についてはiモード版も提供されている。
ナビゲート研究室
また「ナビゲート研究室」では、人材育成の理論や手法について、独自の考察を行なっている。現在“目標による管理”と“新入社員のOJT”の2テーマについて公開されている。制度を検討しているスタッフには必見のページだ。
リンク集
「リンク集」もなかなか使い勝手がよさそうだ。CSや5S、コンピテンシーなどのテーマ別の他、各教育団体の公開セミナーや通信教育情報もまとまって紹介されているので、ブックマークしておくと便利だろう。
その他
その他にも経営指標一覧などの便利なページが用意されている。 もちろんナビゲートが独自に提供する「社内研修プログラム」の紹介ページもある。
プログラムだけでなく講師のプロフィールも確認できるようになっているのでチェックしてみよう。
ナビゲートのサイトは、人事・教育スタッフのための“お役立ちサイト”をめざしている。サイト開設当初は、Topページへのアクセスが1日20程度だったのが、現在は100前後になり、1日のページリクエスト数は約5,000だという。着実に利用者が増えているようだ。
これからもビジネス教育の基本的なコンテンツや情報をどんどん公開していく方針だそうなので、定期的に覗いてみてはどうだろう。
TEL:045-561-2251