公開日:2024年10月08日
今回は、ミスの多い新人への指導のポイントを解説します。
指導の初期段階では、まず正しい手順で確実にできるように指導します。
正しくできるようになるまではスピードを求めず、1つひとつ確実にやらせるようにします。
正確さが身についてきたら、速くやらせるのでなく、仕事の量を与えるようにします。
ミスはいろいろな原因で発生しますが、初級者がおかすミスの原因には主に次のようなものがあります。
原因 | 例 |
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理解不足や未成熟 |
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不注意と確認不足 |
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思い違いと想定外 |
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多くの場合、仕事に慣れるにしたがってミスが減ってくるものですが、中にはどうしてもミスが減らない人もいます。その場合、本人の適性や性格に原因を求めてしまうと、それ以上指導ができなくなります。そこで、新人がどのようなミスをどの程度しているのか、ミスの傾向を共有し、具体的な対策を講じるようにしましょう。
例えば、ミスをしたらその都度本人に記録を取らせるようにします。それにより自己認識が深まり、ミスを抑制する効果も生まれます。
以下は、当社の提案する記録表の例です。
以上は、『OJT実践ノート』の中でも解説しています。ミスが多い新人への指導の仕方についてもっと詳しく知りたい場合は『OJT実践ノート』をご利用ください。