ナビゲートのロゴ

OJTコーナー

045-561-2251
お問い合わせボタン
  1. ミスの多い新人への指導

OJTの理論&手法 :

OJT Tips

  • Lボタン
  • Mボタン
  • Sボタン

ミスの多い新人への指導

公開日:2024年10月08日

今回は、ミスの多い新人への指導のポイントを解説します。


初期段階の指導が重要

指導の初期段階では、まず正しい手順で確実にできるように指導します。
正しくできるようになるまではスピードを求めず、1つひとつ確実にやらせるようにします。
正確さが身についてきたら、速くやらせるのでなく、仕事の量を与えるようにします。


ミスが起きる要因

ミスはいろいろな原因で発生しますが、初級者がおかすミスの原因には主に次のようなものがあります。


原因
理解不足や未成熟
  • 仕事の内容や手順をよく理解していないとき
  • 頭で理解できていても、作業に不慣れで思い通りの動作ができないとき
  • ゆっくりならできるが、スピードをあげると動作が追いつかないとき
不注意と確認不足
  • 集中を欠いたり、考え事をしていたり、手抜きをしたとき
  • 急いだり、焦ったり、並行作業をしたとき
  • 中間や最終段階での確認が不十分だったとき
思い違いと想定外
  • すっかり思い違いをしていた、やったつもりになっていたとき
  • 別件の差し込みにより一連の手順を中断し、また再開したとき

ミスの傾向を共有する

多くの場合、仕事に慣れるにしたがってミスが減ってくるものですが、中にはどうしてもミスが減らない人もいます。その場合、本人の適性や性格に原因を求めてしまうと、それ以上指導ができなくなります。そこで、新人がどのようなミスをどの程度しているのか、ミスの傾向を共有し、具体的な対策を講じるようにしましょう。
例えば、ミスをしたらその都度本人に記録を取らせるようにします。それにより自己認識が深まり、ミスを抑制する効果も生まれます。
以下は、当社の提案する記録表の例です。

ポカミスリスト

以上は、『OJT実践ノート』の中でも解説しています。ミスが多い新人への指導の仕方についてもっと詳しく知りたい場合は『OJT実践ノート』をご利用ください。

OJT新人ノート

OJT実践ノート




Topics

OJTリーダー養成研修

OJTリーダーフォロー研修

OJT指導の見直しに効果的です。

新入社員読本1st step

研修の副教材や内定者向け教材としてご活用ください。

OJT身近なケース集

このページの先頭へ