更新 2000.02.08(作成 2000.02.08)
これからも、お客さまに密着し、謙虚に歩んでいきたいと思います。
1995年。
バブル崩壊の打撃も、一段落したかのように感じられたころでした。
私自身は1992年の暮れからフリーの立場で活動をはじめ、会社を作るなら今だとばかりに、このナビゲートを設立しました。
経営コンサルティング業務を手がけているにも関わらず、会社の設立ははじめての経験で右往左往。
そして登記が完了する3月の最初には、大雪が降っていました。
会社の将来を暗示していたのか、5年後にはもっともっと大きくなっている予定だったのですが、今なお、アットホームな会社のままでいます。
この5年間、日本の多くの企業は採用を抑制し、教育予算も削ってきました。
人事制度も育成重視の年功色を残した制度から成果配分のウエートを強めた制度へとシフトしてきました。
それまで、知名度もあり、企業の教育研修をリードしてきた大手の教育機関やコンサルティング機関が業績を落とす中、弊社が今日まで事業を継続してこれたのは奇跡に近い感じもします。
これもひとえに、支えていただいた数々のお客さまのおかげだと感謝してもしきれない思いで一杯です。
そして、弊社の事業に共感していただき、多大な力添えをいただいたコンサルタントの方々、デザイナーやシステム技術者の方々、弊社のスタッフ……
多くの方々に支えられて5周年を迎えることができました。
これからの数年間は、教育コンサルティング機関が存在価値を問われる時代になるはずです。
‘権威’ではなく、「教えてやる」のではなく、お客さまである企業に価値あるサービスを提供できるのか、
1日数10万というフィーに見合うメリットを提供できるのか、私たちは襟を正して取り組んでいくべきだと思います。
私たちナビゲートは、実態のある仕事をしていきたいと思っています。
結果が出せる仕事をしていきたいと思っています。
企業の教育コストを下げ、一人でも多くの方々に学習機会を提供していきたいと考えています。
そしてこれからも、お客さまに密着し、お客さまのことを一番知っている会社でありたいと思います。
代表取締役 伊藤 弘二朗