No.251
2023年度の研修を総括する

まもなく新年度を迎える企業も多いことかと思います。
そこで2023年度に弊社へご依頼いただいた研修を振り返ってみたいと思います。


◆ご依頼の多かったテーマ
最もご依頼が多かったテーマは「OJT」です。
新卒を含む採用活動が難しくなる一方で、若手社員の早期離職が増加し、
人材の定着・育成が多くの企業で課題となっていました。
また、いわゆる「Z世代」との関わり方やジェネレーションギャップに悩む
管理職向け研修も多く実施いたしました。


次に多かったテーマは、「ファシリテーション」や「フォロワーシップ」
「タイムマネジメント」といったビジネススキル研修です。
コロナ禍以降、「他者と一緒に仕事をする」ことが希薄となり、
あらためて協働するためのスキルが見直されているようでした。
また、働き方改革、テレワーク推進といった働き方の多様化を背景に、
生産性向上やキャリア自律などのマインドも重視されたようです。


◆集合研修の増加
2022年度は、集合研修「25%・オンライン研修75%」実施だったのに対して、
2023年度は、集合研修「60%・オンライン研修40%」実施となりました。
受講者アンケートにも対面での研修を望む声が意外にも多く、
オンライン時代への反動なのかもしれません。


「アフターコロナ(?)」の2024年度の研修が
どのように変化していくか、また機会があればご紹介したいと思います。


なお、2024年度に向けて、3月に下記の無料紹介セミナーを開催いたします。
「カメラオフ」の参加が可能ですので、ぜひお気軽にご参加ください。[ね]


【有料】オンラインによる公開セミナー


【2024年度新入社員の指導担当者向け】
「OJTリーダー養成講座」


・対象:新入社員の指導に関わる方
    特に2024年度新入社員の指導担当者
・日時:2024年04月19日(金)9:30~16:30
・費用:35,200円(税込)/1名


★お申込み特典
1)弊社推奨 OJT計画シートのデータ提供
2)OJT新人ノート(2,000円相当)


指導者としての意識づくり、OJT計画の立案、
指導方法の基本や新人との関わり方など、
OJT指導者に必要な知識を学習いただけます。


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★カメラオフでの参加可能です!


【OJTリーダー研修 紹介セミナー】
新入社員の離職を防ぐ!OJTリーダー育成とOJTの進め方のポイント


2024年03月05日(火) 10:30~11:30
講師:越山 揺巳香 氏


【ダイバーシティ研修 紹介セミナー】
改めてダイバーシティとは?現場での取り組み事例や実践のポイント


2024年03月12日(火) 10:30~11:30
講師:渡辺 整 氏


【営業力強化研修 紹介セミナー】
契約率60%の営業組織へ~セールスプロセスの最適化~


2024年03月14日(木) 10:30~11:30
講師:原田 真志 氏


    お申し込みはこちらから
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https://www.navigate-inc.co.jp/training/online_tr/index.html

◆◇業務マニュアルTips◇◆


概念を図解で伝えるために(2024.02.06)


テキスト情報だけでは伝わりにくい場合、
それが作業手順であれば動画や写真、イラストなどの併用が有効でしょう。
では概念や関係性など、目に見えない情報の場合はどうでしょうか。
その場合は図解が有効です。
今回は概念を伝える図解(概念図)をテーマに弊社の考え方をお伝えします。


◆◇OJTの理論&手法:OJT Tips◇◆


人事部門が行う準備:後編(2024.02.05)


OJTリーダーには、はじめて後輩の指導を担当する人もいるため、
できればOJTリーダー養成研修を実施するとよいでしょう。
研修の基本的な内容は……


◆◇ビジネス基本用語集(現在1153語)◇◆


「教育・研修」に関するベーシックな用語をご紹介。


-:-:-:-:-: ピックアップ! -:-:-:-:-:


○OJTリーダー (OJT leader)

OJTは、職場内において、管理監督者の責任のもとで行われる教育訓練のことで、OJTリーダーとは、OJTにおける指導担当者のこと。
OJTの対象者は新人・若手社員だけでなく中堅・ベテラン社員もなりうる。
対象者が新入社員の場合は、OJTリーダーは若手・中堅社員が担当することが多く、中堅社員の場合は直属の上司が担当する場合が多い。
OJTリーダーの役割は、OJT計画の作成、直接的な実務指導、他メンバーへの指導の分担、進捗管理のほか、職場内外における相談にも対応する。
なお、新入社員を対象としたOJTを制度として導入している場合、エルダー、ブラザー、シスターなどといった名称が、OJTリーダーとほぼ同義で用いられる。


○エルダー制度 (elder)

エルダーとは先輩の意味。OJT制度の呼び名の1つとしてよく用いられる。
先輩社員が新入社員などに対し、マンツーマンで面倒をみる制度のこと。
実務の指導をはじめ、職場生活上の相談役も担う。
エルダー制度の他、ブラザー制度、シスター制度などとも呼ばれる。


○メンター (mentor)

メンターとは、仕事上(または人生)の指導者、助言者の意味。
メンター制度とは、企業において、新入社員などの精神的なサポートをするために、専任者をもうける制度のことで、日本におけるOJT制度が元になっている。
メンターは、キャリア形成をはじめ生活上のさまざまな悩み相談を受けながら、育成にあたる。


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