No.185
お任せの恩恵

もともと旅行が好きで、自分で企画して行くことも多く
それはそれで楽しくもあり、達成感もあるのですが、
最近は、人にお任せすることの良さにも気付きました。

先日友人とバスツアーに行ってきました。
集合場所の横浜から観光バスに乗ったらあとは添乗員さんに全てお任せです。

名古屋城「本丸御殿」、なばなの里のイルミネーション
熱田神宮や三蔵温泉、竹島、豊川稲荷など......。
私がもともと行きたかったのは「なばなの里のイルミネーション」だけだったので
1人で企画していたら、その他の場所の魅力にずっと気づかないままだったでしょう。
もったいないことです。

さて、今年は仕事でも積極的にお任せしようかと思っています。
少ない人数の弊社が効率的に仕事を回すためには
チームワークが欠かせません。
複数案件を同時並行で進めるためには
皆がお互いの状況を共有し、必要なときにすぐにサポートに
入るということを重視しています。

とはいえ、人に説明して分担してもらうのは、
前準備はいるし、それはそれで面倒だったりして
ついつい自分で抱え込んでしまいがちです。

それでも今年は「もっと任せる」ということを意識したいと思います。
スタッフ同士で頼るところは頼り、任せるところはどんどん任せて、
仕事上でも自分だけでは知らなかった景色が発見できるとよいなと思っています。


#名古屋方面へのバスツアーの様子は「気まぐれ歳時記」でどうぞ。[な]


◆◇事例:「教えること、教わること」─身近なケース集─◇◆


ダメ新人への初OJT、その後の20年...... (2019.1.25)

Bさんは、私が24歳のときにOJTリーダーを担当した新卒新人です。
Bさんの同期は5人いましたが、今も残っているのは彼女だけ。
「Bさんはこの仕事にまったく向いていない」と思っていました。
そんな彼女も勤続20年。紆余曲折ありました......


◆◇OJTの理論&手法:OJT Tips◇◆ (2019.1.28)


トレーニーのレベルを確認するための質問

OJTにおいて、トレーニーのレベルに合わせた指導を行うために、今回紹介する質問のバリエーションは大きく以下の3つ。
・トレーニーの状況を確認するための質問
・問題意識を喚起するための質問
・理解度を確認するための質問


◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆


○2019年版スケジュール帳(無料)[の] (2019.1.21)
→市販のデザインはいろいろあるけど、手前味噌ですが、やはりオリジナルが一番使いやすい!


○明治維新150年[ゆ] (2019.1.24)

→明治、大正、昭和、平成。そして新しい年号が待ち遠しい今日この頃ですが、現代社会の基礎となった明治維新に思いをはせるのもまた楽しい。


○バスツアーにはまる(名古屋城・なばなの里・熱田神宮・豊川稲荷)[な] (2019.1.28)

→旅の楽しみが広がるバスツアー!「連れていってもらった」場所は、自分自身では発見できないことも多く、とても魅力的です。


◆◇研修News&Topics◇◆(2018.12.27 - 2019.1.25)


-:-:-:-:-: ピックアップ! -:-:-:-:-:


○年次有給休暇の取得義務化「わかりやすい解説」リーフレット

→いよいよ4月に施行されるこの法令、この資料は「法令解説編」と「実務対応編」「Q&A」で構成されており、「年次有給休暇の基本的なルール」のほか、年に5日は確実に取得する方法などがわかりやすく解説されています。


○時間外労働の上限規制に関するリーフレット

→時間外労働の上限が罰則付きで法律に規定され、臨時的な特別な事情がある場合にも上回ることができない上限が設けられます。
36協定届けの様式も変更になるため、事業主の理解と準備が求められます。


○「定年延長、本当のところ」 定年延長実施の企業 調査結果の冊子

→定年年齢は65歳が82%、うち95%の企業が従業員全員を対象としています。
また、13%の企業が役職定年を導入しています。


○「同一労働同一賃金」特集ページ

→同一企業や団体における正規雇用労働者と非正規雇用労働者間の不合理な待遇差の解消を目指すもので、わかりやすいリーフレットやガイドラインが集約されています。


○協会けんぽ:平成31年度 任意継続被保険者の標準報酬月額上限額

→平成31年度健康保険の任意継続被保険者の標準報酬月額の上限が、現在の28万円から30万円に変更となります。


○「働き方改革関連法への準備に関する調査」結果

→「働き方改革」の法令は今後も順次施行されますが、事業主の準備状況は「対応済、対応のめどがついている」企業は半数にも満たないようです。


○労働者死傷病報告の様式改正

→外国人労働者の増加に比例して外国人労働者の労働災害も増えています。
そのため、「労働者死傷病報告」の様式も変更されました。


○パートタイム・有期雇用労働法対応のための取組手順書

→2020年4月1日より、「パートタイム・有期雇用労働法」が施行されますが、事業主には「給与や教育などあらゆる待遇について、不合理な差を設けることは禁止」の対応が求められています。
その対応のためのわかりやすい「取組手順書」が公表されています。


○「企業インターンシップの効果検証調査」結果

→大学生がインターンシップを参加後、入社志望度は60.9%に上がっています。
また入社後の定着率も、インターンシップ非参加者よりアップしており、インターンの経験は、入社後の定着や活躍の観点からも効果がありそうです。


○「2018年度 派遣社員アンケート調査」結果

→現在、派遣社員の4年目以降の働き方の希望は「正社員雇用」となっています。


◆◇ビジネス基本用語集(現在1153語)◇◆

「経営管理」に関するベーシックな用語をご紹介。


-:-:-:-:-: ピックアップ! -:-:-:-:-:


○ローリングプラン(rolling plan)

ローリングプランとは、経営計画を修正する方法の1つで、中期または長期の経営計画を、経営環境の変化にあわせて定期的に見直し、補正することをいう。
経営計画の期間は中期で3~5年、長期で5~10年が一般的だが、この間に、法制度の改正や技術革新または自然災害などにより、当初想定していた経営環境が現実とズレてくる場合がある。
こうした変化に対応するため、計画の部分的な修正を行う。
これに対し、不測の事態が起きたときの対応・手続をあらかじめ別に定めた計画のことを、コンティンジェンシープランという。


○コンティンジェンシープラン(contingency plan)

コンティンジェンシープランとは、起こりうるリスクを想定して、通常の計画とは別に緊急時の対処や手続を定めた短期的な経営計画のこと。企業はもとより、行政体も策定する。
不測事象対応計画や状況対応計画、シャドープランなどともよばれる。
「コンティンジェンシー」は「偶然;偶発事」を意味する言葉。
平時にこれを定めておくことで、緊急時に迅速な対応ができるようになる。想定されるリスクとしては、政変や株価暴落、自然災害のほか、テロリストによる攻撃などがある。

○BCP(事業継続計画)(Business Continuity Plan)

BCP(事業継続計画)とは、災害発生などの緊急時に被害を最少限にとどめて事業を継続し、たとえ中断したとしても早期に復旧できるよう、あらかじめ作成しておく計画のこと。
具体的には緊急時の優先業務、役割分担、バックアップ体制、経営資源の迅速な確保手段などを定める。
また、この計画を経営戦略の一環としてうまく機能させるためのマネジメントシステムといった意味合いもあり、この意味を強調する場合は、特にBCM(事業継続マネジメント)とよぶ。
想定されるリスクとしては新型インフルエンザや地震、火災などがあり、企業がこれらに備えてBCPを策定しているかどうかは、国内外での企業評価や株価にも影響すると考えられている。

Mail Magazine

ナビゲート通信

ナビゲート通信では、弊社サイトの更新情報や、人事・研修ご担当者のためのちょっとしたお役立ち情報を月1回程度メールでお知らせします。ぜひご登録ください。