No.148
一歩、一歩、そして未来へ
今年、長女が小学校に入学し、入学式に出席しました。
......思えば今から5年半前。
長女が保育園に入園し、おぼつかない足取りで歩くのを
先生と私で一歩づつカウントしながら応援したことを思い出し、
着実に成長をしてきたのだなあと、目頭が熱くなりました。
順調にいけば、このあと2~3回の入学・卒業を経て
15年後くらいには就活をしていることでしょう。
その頃の日本はどうなっているでしょうか。
総務省の将来人口を調べてみました。
現在(2013年)の統計
日本の総人口 127,298千人
内、生産年齢人口(15~64歳):62.1%
老年人口(65歳以上):25.1%
↓ ↓ ↓
2030年の予測
日本の総人口 116,618千人
内、生産年齢人口(15~64歳):58.1%
老年人口(65歳以上):31.6%
2030年には約1.8人で1人を扶養することになります。
労働力人口を増やすには、女性の活用も命題の1つなので
長女も、日本の生産力に貢献できる人となるのでしょうか......。
ピカピカのランドセルを背負った、あどけない長女の姿に、
遠い将来(でもきっとあっという間!)の姿を重ねて、
複雑な思いになるのでした。
さて、今年入社した新人も、貴重な未来の担い手です。
OJTは、労働人口を増やすことはできませんが、
労働の生産性を高めることには貢献できるはず。
日々、一歩一歩の成長を大切にしていきたいですね。
○「中堅で年上のOJTに苦戦する」
→ 同期だけど年上の中堅社員をOJT。
上から目線で斜に構えてて、やりづらいこと、この上なし。しかし本当は、変わるきっかけを待っていた......?2015.04.23
◆◇Q&A ー目標管理(MBO)ー◇◆
目標設定のシーズン、いろいろ悩ましいようですね。
Q:間接部門(総務、経理、人事等)での目標設定は難しいとよく言われますが、どうしたらいいでしょうか?
Q:仕事の業務内容が変わることがないので、毎回目標設定を立てる際、目標の変えようがなく困っています。
◆◇研修News&Topics◇◆ (2015.03.30 - 2015.04.20)
○「ビジネスマネジャー検定」がスタートします!
→第1回検定試験は、7月19日(日)に実施されます。
○障害者職場復帰支援助成金(仮称)
→発病・事故等により、3カ月以上休職した従業員に対し、
職場復帰を支援した企業が対象となります。
○平成27年度 新入社員のタイプは「消せるボールペン型」と命名
→(替え芯高くて)ランニングコストがかかる、というのもあり?
○eラーニング市場に関する調査結果 2015
→eラーニング市場では、「B to C市場」が大きく成長中のようです。
◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆
○ずっと欲しかったもの[ゆ] (2015.04.10)
→自分はもちろん、愛娘との楽しみも広がるものとは......。
○もしや、元祖カープ女子?[よ] (2015.04.16)
→流れにのって、昔の応援魂がむくむくと!
「教育研修」に関する以下の用語をご紹介。
▽用語の紹介▽
・ジョハリの窓
・インプロ(インプロビゼーション)
・ワールドカフェ
・ブレンディング研修
○ジョハリの窓
ジョハリの窓とは、対人関係における自己理解と他者との相互理解について考えるための心理学的モデルのこと。企業研修のツールとして取り入れられている。米国の心理学者ジョセフ・ルフトとハリー・インガムが考案した。「ジョハリ」とは彼らの名前に由来する。このモデルでは、対人関係における自己を以下の4つの観点から分析する。
1.開放領域(Open area)
自分で知っており、他者にも知られている
2.盲点領域(Blind area)
自分では気づいていないが、他者には知られている
3.秘密領域(Hidden area)
自分では知っているが、他者には知られていない
4.未知領域(Unknown area)
自分で気づいておらず、他者にも知られていない
各領域の広さは相対的に決まる。例えば、自己開示によって3の領域が狭まれば、そのぶん1の領域が広がると考えられる。このモデルを用いる主な目的は対人関係の改善であり、特に1の開放領域を広げることが重視される。それには適切な自己開示と他者からのフィードバックがポイントとなる。
○インプロ(インプロビゼーション)
インプロ(インプロビゼーション)とは「即興」を意味する言葉で、一般には、演劇、ダンス、音楽などの芸術分野における表現方法の1つをさす。
即興演劇には日常生活と同様、シナリオがない。そこで、その手法が人材育成ツールとして注目され、企業研修に取り入れられるようになった。この場合、「インプロ研修」とよぶこともある。受講者はグループに分かれ、インプロのエクササイズとして考案されたゲームなどを行っていく。こうした実践を通じて、柔軟な発想力、臨機応変の行動力、他者への共感力や自己表現力などを養うのがねらい。
○ワールドカフェ
ワールドカフェとは会議の進め方の1つで、カフェのようにくつろげる雰囲気をつくって自由な発想を促し、議論を活性化させるしくみのこと。
米国のアニータ・ブラウンとデイビット・アイザックスが1995年に開発・提唱した。企業研修などで用いられている。参加者は1テーブル4人程度のグループに分かれ、テーマについて自由に会話をする。一定の時間が経ったら、各テーブルのホスト役以外は別のテーブルへ移動し、異なるメンバー同士で会話をする。これを何回か繰り返すことで、あたかも参加者全員で話し合っているかのような効果が得られるとされている。
○ブレンディング研修
ブレンディング研修とは、集合研修と他の教育手法を組み合わせる(ブレンドする)ことで、学習効果の向上を図った研修プログラムのこと。
一般には、eラーニングと組み合わせる場合が多い。かつては、通信教育と集合研修の組み合わせで「ジョイントプログラム」(*)ともよばれていた。
例えば、研修で扱うテーマの基礎知識について受講者にeラーニングで事前学習させておき、集合研修の場ではその理解を前提に演習や発展的な解説を行うプログラムなどがある。メリットとしては、集合研修と他の教育手法のそれぞれの長所を活かしたレッスンプランが組めることや、eラーニングと併用する場合、LMS
(学習管理システム)を使って学習履歴や成績の管理ができることなどがある。
*ジョイントプログラム...現在では、複数の大学・学校等が連携して行う教育プログラムをさすために用いられることが多い。
◆◇企業人事物語:「正気堂々」◇◆
・人事のベテランによる連載、続々更新中です。
第7章 新生 2015.04.03 - 2015.04.15
・56 「工夫して」
・57 「もっと何かできるはず」
Mail Magazine
ナビゲート通信
ナビゲート通信では、弊社サイトの更新情報や、人事・研修ご担当者のためのちょっとしたお役立ち情報を月1回程度メールでお知らせします。ぜひご登録ください。