創造的思考力養成研修
「考え抜く力」を身につけ、さばく仕事から知恵を働かせる仕事へ
| ←BACK | プログラム一覧 | NEXT→ |
<組織>
- 問題の先送り体質を改善し、懸案事項に着実に対処していこうとしている組織
- 個々人の暗黙知を形式知化し、知識や知恵を組織として共有化していこうとしている組織
<対象者>
- 入社3〜10年目で、知恵やアイデアを生みだすスキルと実力をつけたい方
- 職種を問わず、企画的な仕事について成果を求められる方
- 問題意識は持っているものの、本質的な解決策の立案に悩んでいる方
▲このページの先頭へ
<ねらい>
仕事には大別すると「さばく仕事」と「知恵を働かせる仕事」がありますが、効率化や短期成果を求めすぎると「さばく仕事」に偏りがちになります。
そこで、「考え抜く力」を身につけ、知恵を働かせる仕事力を高めていく方法(創造的思考技術)を体験学習します。
個々人の暗黙知を課題解決を通して形式知化し、組織として共有化する道筋を学習します。
<期待される効果>
- 創造的に仕事をすることの意味と効果を理解し、仕事に関するアンテナが広がります。
- 当事者意識を持ち、現実(事実データ)と正面から向き合うことの大切さがわかります。
- 日からの実務に活用できる、創造的思考法や情報収集法が習得できます。
- 分の思考のクセがわかり、今後注意すべきポイントが明らかになります。
<受講を通じて作成する成果物>
- 「問題意識チャート」「企画・対策立案チャート」「月間業務計画」
- 計数データから問題を発見することの意味と大切さがわかります。
- 貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)のしくみと関係が理解できます。
- 演習問題への取り組みを通じて、経営分析の手法とプロセスが習得できます。
- 自社の経営分析を通じて、経営活動への理解が深まり、問題意識が高まります。
▲このページの先頭へ
<簡易定性分析法>
- 関連する情報をラベルに抽出した上で、ラベルとラベルの関係を意味付けながら構造化し問題の核心をつかむための技法です。
- 情報を目に見える形で構造化するため、「複雑な問題」「渾沌とした問題」に対しての手の打ちどころを的確に判断できます。
<コスモス法>
- 自らの肉声にしたがって情報を発信しながら思考の絵を描き、一定の結論さらには意思決定をもたらすための技法です。
- 自らの肉声で物事を考えていくことにより、結論に納得し主体的に行動に移すことが可能となります。
- ナレッジマネージメントの「知識生産技術、知識創造技術」の中核エンジンとしうるものであり、個人・チーム・組織の知的生産性の向上をもたらす技法です。
|
1日目 |
2日目 |
9:00
10:00
|
◆オリエンテーション
1. 創造的思考技術とは
- もう一歩深く仕事を進めるために
- 創造的思考技術について
- 講義 -
|
(グループ内発表と相互コメント)
4. 基本技術演習[3]
|
13:00
15:00
18:00
|
2. 基本技術演習[1]
- 職場で気になっていることは何か?
- (内部探索取材)
- 企画検討課題の選定
3. 基本技術演習[2]
- 企画検討課題の検討
- (コスモス法による検討と立案)
|
(演習1〜3までの発表とまとめ)
5. 基本技術演習[4]
- コスモス法による「業務計画」の立案
- (実務への応用を試みる)
◆まとめ
|
19:00
21:00
|
(演習2の続き)
|
|
- 目標管理制度と関連づけて
- 目標管理制度を導入されている場合には、目標管理の運用力の向上を図る目的で実施することも可能です。
- 組織的な問題解決手段として
- 業務の最前線で実際に抱えている懸案事項を持ち込み、受講即実践の形で問題解決案や企画案を立案していくことも可能です。
- キャリア開発コースとして
- これまでのキャリアに自分なりの意味付けをし、これからのキャリア開発の道筋を描いていくコースとしての応用が可能です。
- ナレッジマネージメントの知識生産技術として
- ナレッジマネージメントを知識資産の共有と資産管理に留めるのではなく、知識の生産・創造に導く中核技術を導入することができます。
▲このページの先頭へ
コスモス法は、「肉声」で考える技術です。創造力、独創力の源は、社員ひとりひとりの生きる力に支えられた肉声にあります。
情報化の時代を迎え、知識や情報を使って情報処理すれば付加価値が創造できると思われがちですが、知識や創造は原材料にすぎません。肉声こそが原材料を宝石にも真珠にも変換する力なのです。
それは本人の側からみれば「創造力の発揮」であり、やりがい、働きがいです。企業の側からみれば「知識の生産、創造」であり、付加価値の創造、競争力の強化です。
このコースでは、生きる力としての「創造力」の原理と中核技術を体験していただくことができます。
▲このページの先頭へ