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外交官ゲームを活用した社会人基礎力向上研修
「外交官ゲーム」という演習を活用し、社会人基礎力や組織で働く上で必要となる様々なスキルを
体感します。
本コースのねらい
- 基本行動を点検し、仕事をする上で必要となるスキルへの気づきを促す。
- 「外交官ゲーム」という演習を通じて、課題解決力、論理的思考、交渉力、チームワークなど様々な能力発揮の機会を体験します。
- 「社会人基礎力」の概要を理解し、今後、働く上で必要となる“3つの力”の重要性を認識する。
*グループ対抗の演習を中心に行いますので、新入社員同士の交流を作る機会としても、新入社員研修期間の導入から中盤あたりの講座としてお勧めしています。
またビジネスマナー研修などの導入研修の復習としても効果的です。
スケジュール(例)
1日目 |
1.組織の一員として求められること
- 立場と役割、必要な意識
- 職場の人間関係、仕事の進め方、人との触れ合い
-講義-
2.基本行動の確認
-実習-
- 伝達力の向上「ロジカルスピーキング」
- 伝えたい内容の論理的な組み立て、説明技法を理解する
- 相手に伝えたいことを、論理的・簡潔に表現し、伝える
-実習-
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3.外交官ゲームによる体験学習
- 1.フェーズ1「設計書の作成」
- 2.フェーズ2「資材の調達・製品の生産」
- 課題達成、交渉力、チームワーク、タイムマネジメントなど
-実習-
- 3.実習の 振り返り
- 4.社会人基礎力とは
-講義-
4.仕事を効率的に進めるためのポイント
-講義-
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研修のちょっとした解説
- 本研修では、経済産業省の定義する「社会人基礎力」をベースとして「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」といった役割認識と個々人の成長の重要性を理解するための研修です。
講師オリジナルの演習ゲームである「外交官ゲーム」を用いた体験学習型の演習を中心に実施します。 外交官ゲームは、課題達成力、論理的思考、交渉力といった様々なスキル・考え方も平行して体験することができます。
演習の概要
- チーム対抗による演習で、グループごとに先進国から国家を選んでいきます。
- チーム(各国)内で、大統領、外交官、商社マンなどの役割分担を決めます。この役割ごとに、担う役割、実施できる行動には制限があります。
- 各国には予算が与えられ、最終的(演習の時間内)に、予算残高の順位を競いあう、といった内容です。
- この演習では「フェーズ1:設計図の作成」、「フェーズ2:設計図に基づく資材の調達、アイテムの生産」という2つの構成になっています。
- 「フェーズ1」ではリーダーが効果的な情報収集を行い、またチーム内で論理的な思考の組み立てが行えるかがポイントとなります。「フェーズ2」では設計図に基づき、自国に相当するものを生産・購買により調達していきます。
生産するための資材に過不足がありますので、各国との交渉を通じて必要なアイテムを入手していく必要があります。
いかにチームで課題達成のための戦略を立てるか、効果的な交渉が行えるか、役割に分担に応じた行動を全うできるか、などチーム活動における行動への気づきを体験のなかで学習して頂きます。
担当講師
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