No.228
故きを温ねて新しきを知る
先日、久しぶりに美術鑑賞をしてきました。
訪れたのは、原宿にある浮世絵専門の「太田記念美術館」。
その日は「浮世絵動物園」が開催中でした。
江戸時代の人々と暮らしをともにしていた
さまざまな動物たちをモチーフにした浮世絵が展示されています。
中でも擬人化された動物たちは、ユーモア満載。
寺子屋で勉強する小猫や、働く動物たちなどは
当時の生活がうかがえるとともに今の生活に通じるものも。
また、美人画などの女性が着ている着物の柄の中にも
小さな動物が隠れていたりと、浮世絵師の想像力と遊び心を感じます。
珍獣「虎子石」は、ポーチやLINEのスタンプになって現代に生き続けています。
数年前から日本の歴史や文化を学ぶことが楽しくなり、
先人たちの生き様や知恵、日本のよさを再発見することが、
ちょっとした趣味になっています。
読書の秋、芸術の秋、さらに食欲の秋……と、
趣味とともに秋を満喫したいと思います。
*この夏、子どもと一緒に学んだことは歳時記で。[ゆ]
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◆◇業務マニュアルTips◇◆
○業務の棚卸し(2.時間軸で洗い出す方法)(2022.08.26)
→時間軸に沿って洗い出す方法とは、例えば標準的な1日の業務を始業から終業まで順に書き出していくやりかたです。
1日の単位で洗い出せる業務のほか、月間、四半期、年間などの一定期間のサイクルでスケジュールが設定されている仕事があれば……
◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆
○大河ドラマをなぞる[ね] (2022.09.26)
→今夏の家族旅行として「伊豆国」へ!
○子ども向け「和装・作法教室」[ゆ] (2022.09.07)
→浴衣の着付けにチャレンジ!
◆◇研修News&Topics◇◆(2022.08.25 - 2022.09.22)
○「メンタル不調と人事労務に必須の現代的基礎」セミナー
→10月下旬から約2時間のオンデマンド配信により開催予定。
現代的な労使事情の中で、人事労務担当者が避けて通れない発達障害への対応について解説されます。
○協会けんぽの各種申請書 新様式のお知らせ
→2023年1月から各種申請書(届出書)の様式が変更されます。
給付金の支給をさらに迅速化していくことを狙いとして、記述式から選択式への変更が予定されています。
○「令和3年社会生活基本調査」結果公表
→テレワーク(在宅勤務)をしていた人は、していない人に比べ
睡眠、趣味・娯楽などの時間が長く、通勤・通学、身の回りの用事などの時間が短いことが明らかに。
○令和4年度「テレワーク先駆者百選」の募集
→今年度も、テレワークの更なる裾野拡大に資する取組として募集しています。
募集期間は、9月27日(火)まで。
○令和4年度の地域別最低賃金
→全ての都道府県で最低賃金の引上げを行い、引上げ額が30円は11県、
31円は20都道府県、32円は11県、33円は5県となっています。
◆◇ビジネス基本用語集(現在1153語)◇◆
「経営管理」に関するベーシックな用語をご紹介。
-:-:-:-:-: ピックアップ! -:-:-:-:-:
○問題(problem)
経営活動における問題とは、何らかの基準値と現状もしくは実際とのズレ(差異)を指す。
たとえば、ある作業に10人が必要な場合に、7人しか集まらなかったとする。
この場合、必要人数の10人が基準値で、集まった7人が現状(実際)となる。
よって、問題は7人しか集まらないことではなく、3人不足していることだと捉える。
基準値には、定常の水準だけでなく、期待値や目標値などを用いることもある。
よって期待値や目標値を高く設定すると、それだけ問題は大きくなる。
○問題状況(problem situation)
問題状況とは、問題を含んだ状況を意味する。
問題が基準値と実際や現状との差異だけをさすのに対し、問題状況は、その差異の部分の問題と現状をあわせて、問題を含む状況として捉えたものをいう。
問題解決のためには問題を正確に捉えることが重要とされる。
しかし一般に、問題を正確に捉えるのに手間がかかり、対策が問題を特定したのちに送られる。
そのため、職場で日常的に発生する問題では、問題を正確に捉えなくても一定の対策が打てることもあるため、一旦、問題状況というレベルで問題の存在を押さえ、対策を進めるほうが効率的な場合もある。
しかし、こうした便宜的な方法での問題解決だと、どうしてもムリやムダが混じるため、本質的な問題に対してはやはり問題を正確に捉えて対策することが重要となる。
○課題(issue)
課題とは、問題を解消するために取り組むべきことをさす。
問題がその人や組織の意思に関わりなく生ずる現象であるのに対し、課題はその問題状況において意識決定すべきテーマをさす。
これは、問題を解消するための方策は1つとは限らないためで、課題設定には必ず意思決定が伴う。職場の問題状況には、複数の要因や原因が存在していることがある。これらの要因や原因の中から、潰そうと選択したものが課題となる。
課題は1つだけに絞れる場合もあれば、複数の課題が存在してしまうこともある。
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