No.178
センスを磨く
本号が2018年最初のナビゲート通信となります。
本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
マニュアル制作担当者として、お客さまに満足していただける品質でありたいと常に心掛けております。
制作過程では、文章やデザインに関して、
「これは、センスがいいね」
「これは、センスがいまいち」
などという言葉が社内で飛び交います。
ところで、「センス」とは何だろう。
どうしたら「センス」をもっと磨けるようになるのだろうかと、ふと疑問が頭をよぎりました。
そんなときに、松浦弥太郎さんの『センス入門』という本に出合いました。
本書は、松浦さんが感じる生き方のセンス、
美徳などについて綴られておりましたが、
仕事に置いても通ずることがたくさんありました。
例えば、
・センスがいいと思える人がいたら、すぐにでも真似をするべきです。
・真似してみると、また違う発見があるものです。
・センスを磨くとは、それの繰り返しです。
ということなど。
「学ぶ」は「真似る」から来ていると言われますが、
「センス」を磨くことも「真似る」ことからと知り、新鮮な気持ちになりました。
今年は、「真似る」ことも意識していきたいと思います。
↓ ↓
☆これまで真似たものとは......[ゆ]
◆◇事例:「教えること、教わること」─身近なケース集─◇◆ (2017.12.18)
→結婚式場でのアルバイト。今になってしみじみと感じる、あのときの社員の態度。
◆◇ 業務マニュアルTips◇◆ (2018.01.09)
→業務フロー図を見やすくするための、ちょっとした表現上の工夫とは......。
◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆
○思い出の遊園地[に] (2017.12.28)
→スペースワールドへ、弾丸旅行。思い出をありがとう!
○どんど焼き[ゆ] (2018.01.16)
→無病息災を祈って、よい一年となりますように。
○[よ]今年の目標[よ] (2018.01.23)
→大好きな広島カープの菊池選手の目標にかけて......。
○語呂で覚えるバブリーダンス![な] (2018.01.24)
→これであなたも踊れちゃう!
◆◇研修News&Topics◇◆ (2017.12.20 - 2018.01.22)
○がん対策推進企業アクション
→「がん検診受診率50%」をめざし、サイトが公開。
○職業安定法改正:労働者の募集や求人申込みの制度変更
→平成30年1月1日から変更となります。
○イノベーションに関する調査結果
→AIを「すでに導入済み」の企業は0.8%。
○第7回「全国女性社長」調査
→女性社長は、7年間で1.7倍に増加。飲食業、サービス業他が4割。
○生涯現役社会の実現に向けたシンポジウム
→平成30年2月22日(木)都内にて無料で開催予定です。
○平成29年度 働く女性のメンタルヘルス講演会
→平成30年2月23日(金)都内にて無料で開催予定です。
○「職場のメンタルヘルスシンポジウム(平成29年度)」講演動画
→基調講演、各社の取り組み事例を動画で視聴できます。
○キャリアコンサルタント検索システム『キャリコンサーチ』
→キャリアコンサルティング導入の手助けとなりそうです。
○2017年度 新規開業実態調査結果
→開業時の年齢は30歳代が34.2%、女性の割合は18.4%で増加傾向。
○「転職市場予測2018上半期」発表
→全11分野のうち、5分野が「増加」、3分野が「緩やかに増加」。
○平成30年度の雇用保険料率
→平成29年度の料率を据え置き、一般の事業で0.9%。
○第7回ものづくり日本大賞 受賞者決定
→日本の産業・文化を支える「ものづくり」の継承・発展を期待します。
○平成30年度以降のキャリアアップ助成金について 拡充などの主な変更
→4つのコースが変更対象となります。
○大卒予定者の就職内定率86%、調査開始以降同時期で過去最高
→前年同期比1.0ポイント増。
○2017年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査結果
→働き方改革に取り組んでいる企業は74.7%。
◆◇ビジネス基本用語集(現在1153語)◇◆
「教育研修」に関するベーシックな用語をご紹介。
-:-:-:-:-: ピックアップ! -:-:-:-:-:
○ヒヤリハット
事故に遭いそうになったときの「ヒヤリ」「ハット」した経験のこと。
結果として大事に至らなかった経験なので、なかなか表面にはあらわれにくい。
しかし、実際に事故に至る背後には、数多くの「ヒヤリハット」体験が潜んでいるとされ、これを裏付けるものにハインリッヒの法則がある。
事故を未然に防ぐためには、事故発生例だけを分析するのでなく、数多くの「ヒヤリ・ハット」の体験事例を集め、そこから発生要因を分析し、防止策を立てる必要があるとされる。
○ハインリッヒの法則 (Heinrich's law)
1930年代、アメリカのハインリッヒ氏が労災事故の発生確率を
調査したもので、「1:29:300の法則」ともいわれる。
これは、1件の重症事故の背景には、29件の軽傷の事故と300件の傷害にいたらない事故(ニアミス)があるという経験則。
またさらにその背景には、数千、数万の危険な行為が潜んでいたともいう。
つまり、事故の背景には必ず数多くの前触れがあるということ。
メディアとネットワークの発達した現代においては、たった1件の事故やクレームなどでも、十分に企業の存続を脅かすこととなりうる。
このようなリスクを事前に回避することは、経営の重要課題となってきている。
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