No.169
不便の価値

先日いつものように朝ラジオを聞いていて驚きました。
ラジオショッピングで紹介されていた商品が、すっかり姿を消したはずの「ダブルラジカセ」だったからです。
カセットデッキが2つあってダビングもできる、しかもラジオも聞ける!と紹介されていたラジカセは、
カセットが懐かしいと思う世代だけでなく、いまや10代、20代の若者にも人気なのだとか......。

カセットテープといえば、A面とB面にいかに隙間なく曲を入れるかという戦いを避けては通れなかった思い出があります。

中学生の頃、音楽祭で歌った曲を録音してくれた先生が、
クラス全員に(50個弱)をダビングしたカセットを配ってくれたことがありました。
今だったら、「各自でダウンロードしてね」で済むことです。

便利な方がもちろん良いです。
でも、不便さゆえに愛おしさ、大切にしたい気持ちが増すのもわかります。
カセットテープには、録音した人の時間や想いも織り込まれているのですから。

さて、弊社商品の「OJT新人ノート」にもそんなところがあります。
パソコンやスマートフォン、タブレットといった便利なものがある中で
あえて紙に「書く」ということにこだわっています。
少し不便ではありますが、書くことでしか伝わらない価値がきっとあるように思います。

     ↓   ↓
#思い出のカセットテープ達(写真)

#ところで、カセットテープにまつわるT先生の思い出は歳時記でどうぞ。
○思い出のカセットテープ[な]


◆◇事例:「教えること、教わること」-身近なケース集-◇◆  (2017.01.24)


○恐くて魅力的で困った先輩

→仕事ぶりでは見習う点あり。でも人間的には......?個性的なアユさんから指導を受けて感じたこととは......。


◆◇研修News&Topics◇◆  (2017.01.26 - 2017.02.16)


○人の選び方セミナー/人材不足の時代に「つぶれる会社」「伸びる会社」

→4月11日(火)都内にて開催されました。


○2017年度新入社員タイプは「キャラクター捕獲ゲーム型」

→実際は、どうでしょうか。


○「くるみんマーク」が新しくなりました
→子育てサポート企業であることが、一目でわかるようになりました。


○平成29年度の雇用保険料率

→平成29年度からの3年間、保険料率を賃金の0.8%から0.6%に時限的に引き下げ。


○成29年4月からの短時間労働者の適用範囲

→従業員数が500人以下の企業で働く方も、労使で合意がなされれば、社会保険に加入が可能。


○平成29年版 雇用関係助成金パンフレット

→簡易版と詳細版で確認できます。


○働く人のメンタルヘルスガイド2017

→ストレスチェック制度やメンタルヘルスケアについて、詳しく解説しています。


○ナビゲート研修事業のFacebookを始めました!

→ついに始めました!みなさまからのフォローをお待ちしています!


◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆


○揚げ物デビューゆ] (2017.04.18)

→できない理由を並べて、ずっと遠ざけてきた揚げ物料理。


○最近心に響いた言葉[よ] (2017.04.21)

→愛娘の卒業式。いくつになっても大事なこととは......。


○思い出のカセットテープ[な] (2017.04.25)

→カセット世代にしかわからないこの想い。


◆◇ビジネス基本用語集(現在1153語)◇◆


「人事労務」に関する以下の用語を改訂・追加しました。


-:-:-:-:-: ピックアップ! -:-:-:-:-:


○人事評価(performance appraisal)

企業や行政組織などの職業的な組織で実施される個人単位の評価をさす。
通常、個人の処遇決定の基礎データを得ることが目的となっているが、組織によってはさらに上位の目的として人材育成や能力開発などがかかげられてることもある。
評価の対象は、仕事の成果、業績の達成度、職務の遂行度、役割の遂行度、能力の保有度など、制度によってさまざまである。
また、最終的に個人の処遇に反映するので個人単位の評価を原則としているが、評価の内容によってグループ単位で評価している場合もある。


○人事考課(merit rating/prformance rating)

人事評価とほぼ同義であり、基本的な意味としては、人事査定、人事評定なども含めて差はない。
人事考課という言葉は、特定の制度と連動した言葉ではないが、職能等級制度が普及した時代に多くの企業で採用された。
それに対し近年では、「考課」という表現が日常的でない人事用語とみなされて敬遠され、人事評価と改める企業も多い。
企業によっては、評価と考課を位置づけの異なるものとして独自に定義していることもある。
例えば、仕事や行動を客観的な評価基準に照らして判定することを「評価」とよび、その評価で得られた点数などをもとに評語や評価ランクを決定することを「考課」としている企業もある。


○目標管理(management by objectives)

人事分野の人には「目標による管理(MBO)」を略した表現で、目標による管理と同義のものだと捉えられている。
しかし、一般の経営者や従業員は、「目標による」と表現することの意味や違いを意識していないことが多い。
そのため、品質管理=品質を管理すること、予算管理=予算を管理すること、販売管理=販売状況を管理すること、などと同様に、「目標を管理すること」と理解され、用いられていることも多い。

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