必要です。
というより、面談こそが目標管理を機能させ、職場運営をうまく行なうための最大の機会と考えるようにしてください。逆に言えば、面談を省略したり、面談で
の相互理解や納得が不十分だと、それだけ職場運営が難しくなると考えてください。
目標管理における面談回数は、企業によって異ります。一般的には目標設定時と評価時、さらに期中の面談まで義務づけられている企業もあります。このように
年に数回、上司と個別に話をする機会があるとわかっているだけで、日常活動において部下に多少の不満があったとしても、我慢できる可能性が高くなります。
これだけでも面談が制度化されていることは効果的と言えます。
もちろん、面談は不満解消の場というわけではありません。上司と部下が十分な話し合いを行うことで、部下がより意欲的に仕事に取り組めるようになったり、
想定される問題を未然に防ぐという役割を担っています。
よく「日常業務が忙しく面談の時間が取れない」という声が聞かれますが、目標管理における面談は、管理者にとっては日常業務よりも優先順位が高い仕事だと
理解してください。