サイズが異る資料があり、うまく整頓できません。何か良い方法はありますか?
まず社内で作成する資料については、サイズを統一することが原則です。今日ではほとんどの企業がA系統のサイズ(A4、A3)を基本にしています。
ところがどうしても、書籍や冊子類、図面、印刷の過程で発生するノビと言われる一回り大きなサイズの出力紙やフィルム、コンピュータのストックフォーム、
お客さまから受け取る資料などで、A系統でないサイズのものが発生してしまいます。これらが5Sを乱れさせる原因となりがちです。
折り畳むことが可能な資料であればA4のバインダにファイルできますし、小さなものであれば、ボックスに入れて管理することができます。しかし、大きなも
のはうまく収まらず、キャビネットの上や最上段、最下段などに置かれてしまいます。
それらのサイズの異なるものが日常的に発生する職場であれば、専用のキャビネットを購入するのがいいと思います。しかし、専用のキャビネットを買うほどで
なく、ぱらぱら発生する程度のときが頭が痛い問題になります。
これらについてはベストの解決策はないかもしれませんが、まず職場全体でどれだけあるか調べてください。そして、可能であればそれらを一箇
所に集め、専用の置き場を確保します。1つや2つなら放置されがちですが、集めれば何とか解決しようという知恵も生まれてきます。
引出し型のキャビネットの中に横向きにたてて並べる方法もありますし、数枚であれば筒上のものに入れて管理できるかもしれません。その時の条件は、平置き
の重ね置きをしないこと、それから何らかの形でみえるような表示をすることです。
あとはそれぞれの職場で知恵を集め、問題解決するしかありませんが、仕方がないと諦めてしまわないことが肝心です。
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5Sって何をすればいいの?が解けます。
お客さまの状況にあわせて、ゼロからマニュアルやツールを作成します。