どうして机の下にモノを置いてはいけないのですか?
机の下に置かれたモノには、机の持ち主以外はアクセス(取り出し)ができません。
そのため、机の下に置かれた瞬間から個人持ちの資料や備品となってしまいます。個人持ちの資料や備品は、本人だけがわかればいいという風潮となりがちで、
表示も丁寧にはされなくなってしまいます。
そのどこが悪いのか、という意見もあるかもしれません。確かに、机の下のスペースを活用してものを保管すると、いちいち要不要の判断をせずにモノをしまえ
るので楽かもしれません。しかし、この楽な方法というのが大敵なのです。
全員が机の下にモノを置くことを認めると、その量は増え、発生する書類や備品についてその都度整理しようという習慣が弱くなりなってしまいま
す。
もちろん、見た目にもきれいではありませんし、床の清掃もやりづらくなってしまいます。またそれが書類だとすると、オフィスの書類は個人所有が基本となっ
てしまい、重複した書類がたくさんできる原因となってしまいます。これが無駄を呼び、全体の効率や文書管理のレベルを落としてしまいます。
机の下にモノを置いてはいけない、をルールとするのは窮屈かもしれませんが、あえてそのような原則的なルールを作り、その上で創意工夫をすることが必要だ
と考えます。
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