担当者が複数で捨てるものの区別がつけにくい場合はどうすればいいでしょうか?
関係者が何人いるかにも寄ります。2〜3名であれば不明なものを持って聞いて回った方が早いと思いますが、関係者が多かったりどこまで関係している
かわからないときには次のような手順を踏みます。
まず原則は、一時的に場所を確保し、不明なものを1箇所に集めることです。そのうえで期限を決め、全員に確認させます。
すぐにみんなが確認に行けそうに無い職場の場合は、リストにして回覧した方がいいかもしれません。
全員が何らかの形で確認し、必要という人が出てこなかったものは、廃棄してもいいことになります。しかし、それでも本当に捨てていいのか迷うも
のや、「いらないと言えばいらないんだけど、でもあったほうが...」という曖昧なものも出てきます。
その場合、より職責の高い人の判断を仰いで決済してもらうようにします。それでも判断がつかないものは、3ヶ月とか半年とか期限を決め、一旦保管しておき
ます。
このとき、一般的には場所をとらないように段ボールなどに詰め、赤ラベル(赤札)を張って内容と判断期日を明記して保管します。そして期日までに一度も必
要賭されなかったものは廃棄品として処分します。
このときも一旦廃棄品リストを作って責任者が決裁するようにしたほうがベターです。
特に、資産計上されているものやコスト的に高いものを捨てるときの決済ルールはきちんと作っておいたほうが良いでしょう。
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