ワールドカフェを実施しました。
ナビゲートでは、毎年12月中旬の土曜日を使って、全体ミーティングを行っています。
例年、社内での研究発表や勉強会、翌年の活動方針・損益計画の共有化、その後は忘年会、という展開です。
今年、ナビゲートでは、新入社員向け教材「OJT新人ノート」を刷新しました。
そこで来年度の活動の中心として、この「OJT新人ノートをいかにお客さまに知っていただけるか」をテーマに意見交換することにしました。
この際、最近の研修でも取り入れられることが多くなっている「ワールドカフェ」という手法を用いてアイデア出しを行うことにしました。
「ワールドカフェ」とは1995年にアニータ・ブラウンとデイビット・アイザックスによって開発されたという対話の技法です。
「カフェ」をイメージし、少人数のリラックスした雰囲気の中では柔軟な発想が生まれ、自由な対話が促進される、というものです。
またラウンドと呼ばれる対話を、テーブルとメンバーを入れ替えながら繰り返すことで局地的なアイデアをすばやく全体に浸透させるのに適した手法とされています。
一般的にははテーブルの真ん中に広げた模造紙にアイデアやキーワードを書き込んでいきながら進めます。
進め方やルールは、色々推奨されているものがありますが、今回はこんなナビゲートルールでワールドカフェ的な対話を行いました。
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■対話の4つのルール(ブレインストーミング式)
1.批判厳禁
2.質より量
3.自由奔放
4.便乗歓迎
■ナビゲート流ワールドカフェ(的)進め方
1.コーヒーやお菓子を食べながらOK
2.1人1本、ペンを持つ
3.落書き推奨、キーワード、イラストOK
4.苦しくなったところからアイデアは生まれる!。ので対話時間は少し長めに(45分)。
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メンバー見よう見まねながら、次々とアイデアを出しては、中心の模造紙に書き込んでいきます。
テーマは少々生々しいものではありましたが、たくさんのアイデアと笑いが生まれる自由な対話の時間となりました。
出てきたアイデアには「祈る」とか「電話の保留音で紹介する」という「?」的なものから、「TVCMを流す」「看板を出す」という費用のかかるものも。
その一方で、「メールのシグネイチャ(署名)に案内文を入れる」といったちょっとしたことで実現可能なアイデアも出てきました。
(ちなみに「ブログで紹介する」というアイデアを、この歳時記で実現してみました。)
これから小さなアイデアの一つひとつを少しずつ具体化し、皆様に届けていきたいと思います。
宣伝的なご案内でも、「ひょっとしてワールドカフェでのアイデアかな」なんて想像してお許しください(笑)。