五十の手習い
年を重ねるたびちょっぴり自信があった記憶力もすっかりぶっ飛んでしまい、今更新しいことへのチャレンジは無理と思いつつも、子どもが成長し育児のゴールが見えてくると、時間を持て余すようになりました。
まだまだ気力体力もある(つもり)ので、何か始めたい!
しかし、現実は人の名前を覚えられない、さっき聞いたスケジュールももう一度聞く、などなど昔では考えられなかった情けないことばかり。
そんななか、思いきって友人とフラダンスを始めることにしました。
一人では不安ですが、友人と支え合いながらなら、なんとかなる?
とあまーーーい気持ちで近所のフラダンスサークルの門を叩いたのですが。
不安ながら入会してみると、約10人のレッスン生のうち半分は私と同じく育児が一段落した女性、すぐに意気投合し、まるで学生時代に戻ったかのように楽しくレッスンを重ねています。
覚えられなくったって、間違えたってドンマイドンマイ(笑)
掛け声や動作の名前がハワイ語のため、意味がわからずつまずいても「ゆっくり覚えればいいよね」と、これまた楽しんでいます。
月2回のレッスンですがあっという間に1年が過ぎ、教室恒例の「発表会」にも参加しました。
コロナ禍でオンラインのため、撮り直しの効く録画ではありますが、ビギナーの私はなかなか覚えられなくて、収録の本番は幼い頃のお遊戯会のようにドキドキ。
それでも、オーダーしたお揃いのドレス、貝の首飾り、そして髪には大きな花をつけ、心は「フラガール」に!
周囲をカンニングしながらではありますが、なんとか踊ることができたのでした。
この発表会は、録画したダンス風景や自己紹介などいくつかの動画をあれこれ編集し、各クラスごとに動画を発表することになっています。
今や動画アプリはお手軽なコミュニケーションツールのようで、わが家の娘(高校生)もまるで寄せ書きでも書くように、ちょちょいのちょいで、友人への応援メッセージや思い出をまとめる動画を編集し楽しんでいるようです。
さて、今回私も発表会用の動画編集の一部を担当することになってしまいました。当社では動画制作も受託していますが、総務担当の私にはハードルが高め。これはまずい、と娘にレッスン料(1000円)で動画編集を教わることになっていたのですが......。
娘が熟睡している深夜にふと1人でやってみると、なんとか仕上げることができたのです。
こちらも「五十の手習い」でしょうか。予想外の達成感を得ることができたのもささやかな喜びです。
人生100年時代の折り返し。これからの人生もチャレンジ精神を忘れず過ごせたらと思っています。
■ところで10年ほど前はこんなチャレンジをしていました!
■数年前に訪れたハワイ、次回はハワイでフラダンスを踊ることを目標に......。
練習用の「バウスカート」 各自好きな柄でいいので、シックにしてみました。 |
収録時は、ドレスだけでなく、 華やかな小物も身に付けます。 |
ドレスはこちら! ハワイのイメージながら、シックな色合いです。 |