秋の恩恵!夏の恩恵8(2014)
恒例の夏の恩恵シリーズを夏の間にご紹介できませんでした。
代わりにというわけでもありませんが、いま季節外れに咲いた花をご紹介します。
それは、パッションフルーツの花です。
沖縄の知人からもらった実を食べ終わったあと、種を植えていたら、すくすく育ちました。暑すぎるのは苦手なのか、涼しくなりはじめたらぐんぐん大きくなり、ベランダの限界に挑戦するかのようなたくましさ。
南国フルーツが家庭菜園で!というワクワクと裏腹に、困ったことは蟻がやたらと来ることでした。パッションフルーツには、葉の裏に蜜腺があり、蟻が寄りつくようです。しかもサイズが大きめの蟻です。ときどき部屋にも入ってくるので困りますが、蟻が寄りつくことで、他の虫が寄りつかないようになっているそうです。
自然界は本当にすごい。
しかし、本当は6月頃に咲き、初夏に実をつけるようです。
そのため、もう10月になって花が咲くのは難しいだろうと思っていました。蔓がやたら伸びて、蟻が喜んだだけか、と思っていました。ところが。
ある日、帰宅すると、母が「今日、咲いた!」と言うのです。
日中の間に撮った写真をみて、正直「なんじゃこりゃー!」と衝撃を受けました。なんとも「パッション」という名に相応しい姿ではありませんか。
花は11時にあっという間に開花し、数時間もしないうちにしぼんでしまうようです。その間を狙って受粉をしなければなりません。また受粉婆の登場となります!(詳しくは→「夏の恩恵6」へ)
お陰で実を付け始めた花もあります。気温の関係で食べられるところまで育つかどうかはわかりませんが......
もし食べられたときには、追記でご紹介したいと思います。
その他にもいろいろベランダでなりました。
定番のシソからハーブ類、ニラなど香味野菜。そして、気がつけばタマネギやビーツの実のものまで......。横浜の気候に合わない植物は育ちにくいのですが、それでも実ってくれる植物たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
夏も過ぎ、プランタ菜園は一休みですが、これから秋の味覚も楽しみです。
見たか!といような堂々たる姿 | 横から見た姿も強烈です |
定番のシソ。 買ってくるものとは勢いが違います。 サイズもビック......!でビックリ! |
ベランダのプランターでタマネギが! |
いろいろなハーブが採れます | キンセンカの葉。 花も綺麗ですが、葉は食べられます。 ハムなどと一緒にパンに挟んで食べます |
バジルも大量に収穫できました | ゴマ刷りで潰すと、香り高いバジルソースができます |
バジルソースにかかせない松の実ですが、 ないときはアーモンド粉をいれます。 スパゲッティに混ぜるもし、 オレッキエッテに混ぜるも良し。 イタリアのレシピでは ジャガイモとインゲン豆がパスタに入るそうです。 |
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タマネギのあとはビーツ! | 中は真っ赤かーです。食卓に強烈な彩り |
最後に秋の味覚を... 栗の渋皮煮です 固い皮をむくのは大変ですが おいしさが待ってます |