No.199
オンライン環境に慣れること

新型コロナウィルスの影響による自粛要請や三密回避のため、
あらゆる活動が制限される中、代替手段としての「オンラインツール」が注目されています。

弊社スタッフも仕事の打ち合わせはもちろん、
気まぐれ歳時記でご紹介する「ラジオ体操」や「ピアノ教室」など、
多いにオンラインツールを活用しています。
私もオンラインセミナーを受講したり、
友人達と、話題の"オンライン飲み会"を実施したりと積極的な活用を試みています。
そんな中で必要性を感じたことが大きく2つあります。

1.オンライン環境を整備すること
通信環境やマシンパワー、入出力装置などによっては、
音声が途切れたりしてストレスを感じることがあります。
またPC/スマホなど状況に適したデバイスの選択も必要かもしれません。

2.オンライン環境に慣れること
友人達の中にも、「初めて使ってみた」という人がたくさんいました。
今はさまざまなオンラインツールが出ており、その機能も多様です。
習うより慣れろ。なにはともあれ、まずはツールを使ってみて、
その環境を体験してみることが大切かもしれません。

現在の状況がどのように収束するか不透明ですが、
おそらくこれからオンラインツールの活用は
ますます加速・浸透していくように感じています。
さて、そこで今後、弊社でもオンライン研修を
体験していただくためのセミナーを企画中です。
詳細が決まり次第、改めてご案内させていただきますので、
ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。


*弊社の「オンラインラジオ体操」の様子はこちら。[ね]


◆◇事例:「教えること、教わること」─身近なケース集─◇◆


「ありがとうございます」のその先に  (2020.5.19)

マナー講師であるA先生のレッスンに興味を持ち、先生の自宅である教室に通うことにした私。
A先生と付き合いが深くなっていくにつれ、だんだん追い込まれていき......。


◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆


○手作りマスクをいただいて......。[の] (2020.05.15)

→「母親お手製の○○」に憧れた昔の切ない記憶とは......。


○オンラインラジオ体操のススメ〜在宅勤務編〜[ひ] (2020.05.13)

→外出自粛の時期でも気軽にできます。


○外出自粛生活への贈り物[よ] (2020.5.07)

→こんなときこそ普段できないことにチャレンジ!


○ピアノ教室のオンラインレッスン[ゆ] (2020.04.23)

→ピアノ教室の先生もがんばっています。


◆◇研修News&Topics◇◆ (2020.04.24 - 2020.05.19)


○新型コロナウイルス感染症に関連するビジネスパーソン意識調査結果

→9割が新型コロナウイルス感染拡大は事業に「影響があった」と回答。


○労働保険の年度更新期間の延長

→通常の更新は、6月1日から7月10日までの40日間のところ、期間を8月31日までの3カ月間に延長されます。


○新型コロナウイルス感染症の労災補償における取扱いについて

→「国内」では、医療従事者、医療従事者等以外の労働者であって感染経路が特定された場合などについて、「国外」では、海外出張者などについて解説されています。


○雇用調整助成金 FAQ (令和2年4月27日時点版)

→今回の特例措置の概要、書類の簡素化、日々変わる制度など、全86問についての回答が記載されています。


○雇用調整助成金の更なる拡充について

→休業手当の支払率60%超の部分の助成率を特例的に10/10とするなど、これまでの特例がさらに拡充されています。


○新型コロナ対策に関する諸外国の動向

→イギリス、ドイツ、フランス、アメリカ各国における緊急対策の一覧表をまとめています。


◆◇ビジネス基本用語集(現在1153語)◇◆

「マーケティング」に関するベーシックな用語をご紹介。


-:-:-:-:-: ピックアップ! -:-:-:-:-:


○イノベーションの普及 (Diffusion of Innovations)

イノベーションの普及とは、米国の社会学者E・ロジャーズが著書『イノベーションの普及』(1962年)のなかで包括的に扱ったテーマで、新しい商品や技術、アイディアなどのイノベーションが何らかの伝達経路を通じて社会に広まっていくプロセスをいう。
ロジャーズは、イノベーションを採用・受容する消費者に焦点を当て、採用に至るまでの平均時間が早い順に、以下の5つの類型に分類した(かっこ内は普及率全体に占める割合)。

(1)イノベーター(革新的採用者:約2.5%)..リスクを進んで引き受ける

(2)アーリーアダプター(初期採用者:約13.5%)...周囲に情報を発信し尊敬される

(3)アーリーマジョリティ(前期追随者:約34%)...慎重で最も平均的

(4)レイトマジョリティ(後期追随者:約34%)...疑い深い

(5)ラガード(遅滞者:約16%)...伝統主義的

マーケティング理論では、以上の消費者類型をプロダクト・ライフサイクルの各ステージに適用し、(1)を導入期、(2)を成長期、(3)と(4)を成熟期に対応づけることがある。


○クリティカルマス (critical mass)

クリティカルマスとは、持続的な変化が起こるかどうかの分岐点となる水準のこと。
マーケティング理論では、新しい商品や技術、サービスといったイノベーションが市場に出た際、その普及率(≒市場シェア)は、クリティカルマスを越えると持続的に上昇し始めると考えられている。
米国の社会学者E・ロジャーズによれば、この水準は一般に、イノベーションを早期に採用する消費者(イノベーターとアーリーアダプター)が占める約16%であるという。

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