No.177
終わり良ければすべて良し
弊社では毎年12月の第二土曜日を出勤日として社内勉強会を開催しています。
勉強会では、主に今年の振り返りと来年の目標設定をします。
また、各自の課題や、皆で共有したい情報等をそれぞれが発表したりもします。
今年は「品質向上」をテーマとして、ミスが起こる状況について考えてみました。
AIでもない限り、人間誰しもミスをします。
自分のミスの傾向を知り、次回からは同じミスをしない、
起こさない努力や工夫をすることが大切です。
転んだら、ただで起きるのはもったいない。
そこで今回の勉強会では「m-SHEL(エムシェル)モデル」という分析手法を用いて
それぞれのミスの原因を皆で探ってみました。
注意不足や思い込みといったヒューマンエラーに限らず
環境などもミスの背景にあることがわかりました。
月末、年末、何度末は、とくに納期に追われ、気持ちも焦りがち、5Sも乱れがち、手順もはしょりがち......
ミスがミスを呼ぶ状況になりがちですが、そういう中で、あえて勉強会でリセットし、
心と頭と体制を整えるのは、意味あることと思います。
今回の勉強会で学んだことを糧として、ミスの防止につなげねば......。
終わり良ければすべて良し。勉強会が終わると忘年会へ
ミスを洗い出し、自分の傾向を振り返った後はみんな笑って乾杯です。
年の瀬が近づいてきました。
みなさま良いお年をお迎えください。
↓ ↓
☆ナビゲートの勉強会と忘年会の様子はこちら。[な]
◆◇事例:「教えること、教わること」─身近なケース集─◇◆ (2017.12.18)
→ピクニックで園児が行方不明!事件?事故?オロオロしている私に先輩は......。
◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆
○母たちの学園祭めぐり[よ] (2017.12.13)
→気分は、学生。でも、たまに現実に引き戻され......。
○喫茶店 日吉「まりも」が閉店![ち] (2017.12.18)
→いつもそこにあることが当たり前でしたが......。
◆◇研修News&Topics◇◆ (2017.11.29 - 2017.12.15)
○大卒予定者の就職内定率75.2%、調査開始以降最高を記録
→前年同期比4.0ポイント増で全体的に内定率がアップ。
○「過重労働解消相談ダイヤル」の相談結果
→「長時間労働・過重労働」に関するものが37.0%。
○正社員の人手不足、49.1%で過去最高を更新
→業種別では、「情報サービス」が7割超えで1位。
○「中高年者縦断調査」結果
→62から64歳になっても仕事をしたい者は63.3%。
○職業能力アップ「見える化」セミナー
→2018年1月から2月、各都市にて無料で開催予定です。
○小森康充講師『仕事ができる人はなぜ決断力があるのか』出版のお知らせ
→成果を出す!ことを意識したい方、必読です。
○2017年 後継者問題に関する企業の実態調査
→後継者不在としている企業は、全体の66.5%。
○性的指向及び性自認に関する差別禁止に向けた取り組みガイドライン
→SOGI、LGBTへの労組組合の取り組み。
○セミナー「人生100年時代の働き方―働き方、キャリアデザインを描く―」
→2018年1月18日、首都大学にて無料で開催予定です。
○第8回「ビジネスパーソン1000人調査」働き方改革編 結果
→「働き方改革」を実感していない人は、8割超え。
○自動車整備業における女性が働きやすい環境づくりのためのガイドライン
→女性整備士の活躍を推進するために。
◆◇ビジネス基本用語集(現在1153語)◇◆
「教育研修」に関するベーシックな用語をご紹介。
-:-:-:-:-: ピックアップ! -:-:-:-:-:
○モチベーション (motivation)
モチベーションとは、人が行動を起こすときの原因、すなわち動機を意味する。
組織の中では仕事への意欲を指し、意欲を持つことや引きだすことを動機づけと呼んでいる。
モチベーションが、個々人の意識に関する概念であるのに対し、モラールとは集団的な感情や意識に対して使われる概念といえる。
○モラール (morale)
モラールは、勤労意欲(労働意欲)、士気と訳される。
職場の労働条件や労働環境、人間関係や帰属意識などに影響されて生じる従業員の意識をさす。
モラールが、どちらかといえば集団的な感情や意識に対して使われる概念であるのに対し、モチベーションは個々人の意識に関する概念といえる。
ちなみにモラール・サーベイとは、組織・職場管理に対する従業員の態度や満足度、問題意識などを調査するための方法をいう。
○動機づけ要因 (motivator)
自発的に行動を起こそうとする意欲を引きだす要因。
衛生要因が不満と関連するのに対し、動機づけ要因は満足と関連する。
つまり動機づけ要因が高まるほど満足の向上につながる。
職場における動機づけ要因の例としては、仕事の内容への興味、目標の魅力、達成感などがあげられる。
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