No.164
再始動の秋
来年、娘が中学生になります。
思えばこの12年間、時間もお金も子供が優先でした。
しかし、気づくと娘は来春中学生。
近所の中学生を見ると、部活に塾にと忙しく、朝6時半に家を出て帰宅は夜10時とか。
寂しくなる半面、空いた時間に、これまであきらめていたことをまた始めようと思いたちました。
あらためて自分自身に目を向けると、私の場合は、音楽、言語、運動に関することを何かしら続けることで、
バランスがとれる気がします。
例えば音楽は楽器。
中学時代に吹奏楽部でクラリネットを演奏していたのですが、30年ぶりに練習再開を企画中です。
語学は中国語。
大学時代から細々と続けていたものの、最近は使う機会がなくすっかりご無沙汰になっていました。
4年後、東京オリンピックのボランティアも目指せるかな、なんて淡い夢を抱きながら......。
そして運動はランニング。
股関節を痛めてしばし休んでいましたが、少し前からまた再開しました。
これまで「○○のお母さん」だった私から脱皮するためのよい機会にもなりそうです。
自分が元気でいられるために、何が必要で、何が不要なのか、
秋の夜長、自分の中の虫の声に、耳を済ましてみるのもいいかもしれませんね。
↓ ↓
☆語学と楽器の様子をご紹介。[よ]
◆◇事例:「教えること、教わること」-身近なケース集-◇◆(2016.10.18)
○熱いOJTリーダーに引いてしまう
→何事も熱心なG先輩。そんなG先輩に私は、だんだん距離を置くようになり......。
◆◇新入社員に読ませたい本◇◆ (2016.10.17)
以下の2冊を追加しました。
○『働く君に伝えたい「お金」の教養』
出口 治明/ポプラ社
○『役員になれる人の「日経新聞」読み方の流儀』
田中 慎一/明日香出版社
◆◇研修News&Topics◇◆ (2016.09.29 - 2016.10.13)
○2016年度 地域別最低賃金額及び発効年月日
→2016年度は、全ての都道府県の最低賃金額がはじめて700円を超えたようです。
○平成28年改正育児・介護休業法に関するQ&A
→平成29年1月の改正に向け、規定を整備する際に迷いがちな質問に対して回答しています。
○「高齢社会に関する意識調査」結果公表
→40歳以上の男女3,000人を対象とした調査結果です。
◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆
○切り上げと切り捨てと四捨五入[よ] (2016.10.06)
→都合よく勘定をしたくなるときとは......。
◆◇ビジネス基本用語集(現在1151語)◇◆
「評価」に関するベーシックな用語をご紹介。
-:-:-:-:-: ピックアップ! -:-:-:-:-:
○絶対評価
絶対評価とは、評価の対象となる物や人を何らかの価値基準に照らして判定する評価方法のことで、到達度評価ともいう。
検定試験の合格点やスポーツの予選突破タイムなどが基準にあたり、それを越えると全員合格、決勝進出とする評価が絶対評価となる。
絶対評価では、全員が高評価を得ることも可能となる。
また周囲の成績とは関係なく、本人の到達度に応じて評価をあげることができるため、成績優秀者も下位者も、全員が努力を継続しやすい評価方法とされている。
こうした特性から、能力開発につながりやすい評価方法として、人事評価で重視されてきた。
しかし、人の活動や能力を判定する客観的な基準をつくるのは難しく、評価者が基準にそって正確に判定するのも簡単ではないため、評価基準の点検や価者の訓練が不可欠とされている。
また、絶対評価が厳格になり過ぎると、評価項目にないことはやろうとしなくなるといった弊害も指摘されている。
○相対評価
相対評価とは、評価の対象となる物や人を相対的に比較して優劣を判定する評価方法をいう。
順位づけによる評価や上中下などにグルーピングする方法がある。
偏差値やスポーツにおける順位づけが典型的な相対評価である。
相対評価では、競争心をかき立て、強い動機づけにつながるとされている。
たとえば、自分がいい結果を出しても相手がそれ以上に良ければ評価は上がらないため、競争が過剰となりすぎると、不正を行ったり相手を妨害したりという弊害をもたらしやすい。
また成績下位者は、自分がどんなに頑張っても上位にはいけないと感じ、努力そのものを止めてしまう傾向も出やすい。
こうした特性から、人事評価では好ましくないとされている。
しかし、採用や限られたポストへの昇進、社内でのコンテストなどでは相対評価が用いられているし、絶対評価で行った結果を検証する際など、相対評価が有効な面がある。
○個人内評価
個人内評価とは、個人の過去の状態と現在を比較して成長の度合い判定する評価方法で、本人がどれだけ伸びたかを判定することから進捗の評価ともいう。
スポーツでタイムが何秒伸びたとか、ダイエットで何キロ減ったという判定が個人内評価にあたる。
個人内評価では、他者との比較や外的な基準といった余分なストレスから解放され、自分のペースで努力を続けることができる。また、期待値や基準値に及ばない場合でも、過去と比較すると向上していることが多いため、意欲
を継続しやすいとされている。
こういった特性から、企業内では新入社員のOJTにおける習得度の評価で有効とされ、評価面談での対話でも活用されている。
評価者の側からしても、不足を指摘するのでなく、プラスのフィードバックができるため、部下や後輩との関係形成に有効な手段といえる。
なお、個人内評価だけだと自己満足して努力が不十分となる傾向もあるため、外的な基準による評価と織り交ぜて活用するほうが望ましい。
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