No.159
新入社員研修での絆

4月になり、パリッと新しいスーツを着た新入社員の団体を、見かけることがあります。

ある日も電車の中で、
研修を終えて帰宅中なのか、同期と思われるフレッシュな人達が
楽しそうに談笑しているのを見かけました。
そんな姿に、ふと自分の新入社員時代(前職)を重ね合わせたりします。

私は大学を卒業後、地元企業に就職しました。
新入社員研修は2週間、
電話応対や名刺交換などのビジネスマナーにはじまり、
自社製品やパソコン操作についての学習、
営業活動や客先でのデモンストレーションなど。
男女合わせて100名近くいた同期たちとは、
研修だけでなく、合間の土日も一緒に過ごすうち、
すっかり「同じ釜の飯を食う」仲になっていきました。

研修が終わると、それぞれの配属先に分かれ、
日頃は会うこともなくなりました。
それでも、たまに仕事で電話する機会があったり、
出張先ですれ違ったりすると、
「ああ、○○さんもがんばっているなぁ。私もがんばろう」と、
励まされるような気持ちになったものです。


今、新人研修の真っ最中という人もいれば、
すでに新しい職場に配属された人もいることでしょう。

同期というのも一つの縁ですが、
これから先、タテヨコナナメ、いろんな"縁"に
出会うことと思います。
上司や先輩という縁、OJTという縁......。

一つひとつの縁を大切に、人生の糧にしていただきたいと思います。

    ↓    ↓
☆懐かしの新入社員の様子をご紹介。 [よ]


◆◇<事例:「教えること、教わること」-身近なケース集-◇◆  (2016.04.04)

○教えるよりも面白がらせる!        
   
→実務スキルは高いが、自社製品に興味がなさそうな金田くん。彼の消極的な姿勢が気にかかり......。


◆◇「新入社員に読ませたい本」◇◆  (2016.03.25 - 2016.03.29)

以下の3冊を追加しました。      
   
○『社内プレゼンの資料作成術』
前田 鎌利/ダイヤモンド社

○『語彙力こそが教養である』
斎藤 孝/角川書店

○『伝える力』
池上 彰/PHP研究所


◆◇掲載記事のご紹介◇◆  (2016.04.12)

○労政時報 第3907号

「新入社員OJTマニュアル」
新入社員を「独り立ち」させ、「自己学習力」を身に付けさせるための各種シート例について、弊社代表の伊藤が執筆しています。


◆◇研修News&Topics◇◆  (2016.03.25 - 2016.04.08)


○中小企業のための女性活躍推進ハンドブック

→行動計画の提出は、301人以上の企業は必須、300人以下の企業は努力義務となっています。


○平成28年度 新入社員のタイプは「ドローン型」と命名

→さて、今年の新入社員の傾向は......。


○健康保険・船員保険の標準報酬月額及び累計標準賞与額の上限変更

→該当者がいる場合はご注意ください。


○「ストレスチェック制度導入ガイド」ダウンロード開始

→これから導入される企業もすでに導入された企業も、参考になりそうです。


◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆


○花見で一杯(アルコール編)[よ] (2016.04.06)

→高校時代の友人たちとミニ同窓会ともなった花見。気になる話題は......?


○パズルに夢中[ゆ] (2016.04.13)

→3歳になった[ゆ]の愛娘が選んだパズルとは......。


◆◇ビジネス基本用語集(現在1151語)◇◆


「ハラスメント」に関する用語をご紹介。


-:-:-:-:-: ピックアップ! -:-:-:-:-:


○モラル・ハラスメント

言葉や態度による精神的な嫌がらせ行為。フランスの精神科医、マリー・フランス・イルゴイエンヌが提唱した。
パワー・ハラスメントやセクシャル・ハラスメントもこの一部に分類されるが、それらに分類されない加害者のパーソナリティーによる嫌がらせ行為が問題だと指摘されている。
加害者になりやすいのは、自己愛性のパーソナリティーの持ち主とされ、その場合攻撃が執拗で対処が難しいとされている。


○パワー・ハラスメント

職務上の立場や権限を背景にした、いじめや嫌がらせ行為を指す。略してパワハラ、あるいはボスハラ(ボス・ハラスメント)と呼ばれる。岡田康子氏による造語で、欧米ではモラル・ハラスメントという。
パワハラには、退職強要や不当な評価のほか、言葉や態度による暴力や嫌がらせ、叱責、無視、冷遇、残業の執拗な強要や強制的な飲み会への誘いなども含まれる。通常の指示や命令との境界は、その指示や命令に業務上の正当性があるかどうかが判断基準となる。


○アルコール・ハラスメント

飲酒にまつわる嫌がらせ行為、迷惑行為を指す。略してアルハラという。アルコール薬物問題全国市民協会(ASK)では、アルハラを以下の5項目で定義している。
 1.飲酒の強要
 2.イッキ飲ませ
 3.意図的な酔いつぶし
 4.飲めない人への配慮を欠くこと
 5.酔ったうえでの迷惑行為
企業の場合、女性社員にお酌を強要するなどの行為もアルハラの一部として注意する必要がある。

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