No.129
学ぶ機会を作ること
私の自宅周辺には10軒ほどの銭湯が点在しています。
流行りのスーパー銭湯ももちろんありますが、その多くは
昔ながらのレトロな雰囲気を持つ、「ザ・銭湯」です。
銭湯を取り巻く環境はなかなか厳しく、いまも都内では
1週間に1軒程度が廃業しているそうです。
そう考えると、ここは結構な密集地域ではないでしょうか。
先日、そんな銭湯に長男と次男を連れて行ってみました。
レトロな銭湯ゆえ、気の利いた設備はありませんが、
それでも大きな湯船と熱いお湯にテンションがあがります。
他にお客さんがいなかったこともあって、声の反響を楽しんだり、
お風呂で泳いでみたりとちょっとマナー違反も(謝)。
単に遊びに行ったつもりでしたが、ふと良い機会かなと思い、
小学1年の長男に、かけ湯、あがり湯、タオル・石鹸・シャワーの使い方など、
銭湯のルールを伝授することにしました。
というのも、今夏、習い事の合宿先での子どもたち(大人も!)の
マナーが気になったからでした。
タオルを湯船に入れる、シャワーは出しっぱなし、シャンプーや石鹸を飛び散らかす、
身体がビチャビチャのまま上がって脱衣所を濡らす
などなど...。
機会を作ってあげないとなかなか教えることができないこともあります。
新入社員が入社して、気づけば半年が経過。
OJTが停滞してしまっている職場もあるのではないでしょうか。
基本的な業務の指導も終わり「教えることはもうないかなー」
なんてあきらめていませんか?
工夫すれば、教える機会や学ぶ機会を作ることもできるはず。
新人のOJTは秋からが本番!
後半のOJTにもぜひチャレンジしてみてください。
[ね]お気に入りの銭湯はこちらから
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(ここから)[ね]
・「Thinking, doing, output.」
大きな組織で大きな仕事を任されていた筆者が独立し、それと同時に、新たに演劇の世界へも飛び込みます。
演出家にはふたつの指導スタイルがあるらしい...。別世界で新人となった筆者が、演劇を通して思うこと。2013.10.15
以下の用語を追加いたしました。 2013.09.26
▽用語の紹介▽
○ジョブ・インストラクション
TWI(監督者訓練)の訓練コースの1つである作業指導講習会のこと。新入社員や未経験者に対し、作業指導を行う場合の手順。訓練が必要な箇所をあきらかにし、作業内容を具体的に分解した後で、以下の「教え方の四段階」に従って指導を行う。
・習う準備をさせる。
・作業を説明する。
・やらせてみる。
・教えた後をみる。
○職務充実/職務拡大
職務充実とは、それまで担当していた仕事の範囲内で、よりレベルの高い仕事に挑戦させること。職務拡大とは、それまで担当していた仕事に加えて 新たな仕事を任せ、仕事の幅を広げること。職務充実では垂直方向に能力を高めていくのに対し、職務拡大では水平方向に能力を広げていくといえる。
職務充実や職務拡大は、仕事に対するマンネリ感を防いでモチベーションを高めたり、人材を育成する手段の1つとして重視されている。
○ジョブ・ローテーション
人材育成を目的とした定期的で計画的な異動のこと。業務上の必要性から行われる配置転換とは異なる。
長期的な育成を前提に幅広い仕事を経験させることがねらい。また、同じ職務に長年携わることに伴うマンネリや弊害を防ぐ効果もある。いずれにしても、年功序列、終身雇用という日本的雇用慣行の下で、伝統的に行われてきた制度である。
◆◇研修News&Topics◇◆
・「ワーク・ライフ・バランス・コンファレンス 2013」
・「職場のパワーハラスメント対策ハンドブック」
・「『見える』安全活動コンクール」
◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆
○ 早期発見をめざして [よ](2013.10.18)
→健康は何ものにも代え難い宝物。守るための手段の1つとして......。
◆◇企業人事物語:「正気堂々」◇◆
・人事のベテランによる連載、続々更新中です。
○第7章 新生
・「3. 運命」
・「2. 人助け」
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