No.127
旅は憂いもの辛いもの

この夏は、旅行に2回出かけることができました。
どちらもツアーではなく個人旅行だったので、大まかには予定は決めているものの、
その日の天候や興味で気ままに周ることができました。

そのかわりと申しますか、
行ってみたら閉まっていたり、大雨で立ち往生したり
と想定外のこともたくさんありました。
中でも一番思い出深いのは、ガイドブックに載っていた島に思いつきで行ってみたときのことです。
電車を乗り継ぎ、船に乗って、はるばる来てみたものの、
到着した1時間後がその日に戻れる最後の便でした。
その島には見たいものがたくさんありましたが、
それらはあきらめて、第1目的であった「うどん」だけを食べることにしました。
うどん屋は歩くには少し遠い坂の上にあったため、
港近くで自転車を借り、坂道を駆け登って大急ぎでうどんを食べて船に戻ったのでした。
自転車を立ち漕いだのは久しぶりです。

そういったハプニングも、実は旅の楽しみの一つではありますが、
仕事ではそうはいきません。
準備や計画をしっかり立てて進めることはとても重要です。
とはいえ、実際には、思い通りにはいかないことばかり。
しかし、それを憂いていても前に進みませんので、
なんとか知恵を出して、乗り切るしかありません。
そのハプニングこそが、旅のように良い経験になると信じて......。

さて、夏が終わって秋がくればOJTもいよいよ本番です。
新人の方々の新しい1年も良い旅となりますように。


ところでどこへ行ったの?と思われる方必見?!
旅の写真をご紹介します。

 ↓↓
(ここから)[ち]


事例:「教えること、教わること」-身近なケース集-

・「あまり納得のいかない業務のOJT」 
             
指示があやふやで、納得いかない業務。そんな業務を教える側になったとき、
さてどうやって指導すべきか?!2013.08.09




◆◇ビジネス基本用語集(現在1085語)◇◆

以下の用語を追加いたしました。 2013.08.27
                  
 ・ライン生産方式
 ・セル生産方式  
 ・多能工
 ・ECRSの原則 


▽用語の紹介▽


○ライン生産方式 

ライン生産方式とは、ベルトコンベヤなどの生産ラインに配置された複数の作業者が、ラインを流れる品物に対し各自割り当てられた作業を行っていき、製品を完成させる生産方式のこと。主に見込生産される製品の少品種大量生産に適している。20世紀初頭、米国のフォード社が自動車製造に本格的に導入し、以後、世界中に普及していった。量産方式または流れ作業ともよばれる。
メリットとしては、生産ラインを自動化しやすい、各作業者は比較的単純な作業を行うため習熟に要する時間が短いなどの点が挙げられる。他方、デメリットとしては、段取り替えに時間がかかる、作業が単調になりやすくモチベーション維持が難しいなどの点が挙げられる。


○セル生産方式  

セル生産方式とは、1人または数人の作業者が、部品を屋台のように配置した作業台で製品の組立てを完成まで行う生産方式のこと。1人で行う場合を、特に 「1人屋台生産方式」という。多品種少量生産に対応しやすく、電子機器や家電などのメーカーで採用されている。狭義には、類似した部品のグループ化手法であるグループテクノロジー(GT)に基づく生産方式をさす。1人の作業者が全部(または複数)の工程を行うため、
多能工化が前提となる。そのためデメリットとしては、習熟に時間がかかる、作業者の数だけ治工具類も一式揃えなければならないといった点が挙げられる。しかし他方、ライン生産方式と比べてメリットも多く、段取り替えが容易である、作業日程の変更に対応しやすい、仕掛品が低減できる、作業者のモチベーションが維持しやすいなどの点が挙げられる。


○多能工 

多能工とは、生産現場において複数の工程および作業を1人で担当できる技能をもった作業者のこと。また、
多能工の育成やそのためのしくみを「多能工化」とよぶ。
これに対し、分業化された1つの工程を担当する技能者を「単能工」という。
近年、顧客ニーズの多様化や国際競争の激化にともない、多品種少量生産や品種・ロットの変動への対応が
急務とされている。それには単能工のみによる硬直的な分業体制では難しい。そこで多能工を活用することにより作業割り当てを柔軟に変更できる生産体制が求められている。
なお、セル生産方式では、1人の作業者が製品の組立て作業をすべて行うのが基本であるため、多能工化が不可欠となっている。


○ECRSの原則

生産現場などで改善を行う際の指針となる考え方。工程、作業および動作を見直すための4つの原則を表す
「Eliminate(不要な作業をなくせないか)」、
「Combine(複数の作業を一緒にできないか)」、
「Rearrange(作業の順序を変えられないか)」、
「Simplify(作業を簡単にできないか)」の頭文字をとってこうよばれる。
実際の改善にあたり、E→C→R→Sの順で適用していくのがよいとされる。




◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆


○ 炎天下の防災訓練  [の](2013.08.20)
→暑い日に、心は熱く! 訓練は実施されました。


○ 夏の恩恵7(2013)[ち](2013.08.08)
→今年の[ち]宅のベランダには、どんな恩恵が?!


○ メンテナンスを始めました。 [よ](2013.07.30)
→年を重ね、かけるお金と時間のターゲットが変化。



◆◇企業人事物語:「正気堂々」◇◆

・人事のベテランによる連載、続々更新中です。

○第6章 正気堂々 (2013.08.05 - 2013.08.23)
 ・「91.退職金に今何が」
 ・「90.構造的課題」
 ・「89.これから」

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