付加価値額の算出法
更新 2004.11.08(作成 2004.05.19)
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■中小企業庁『中小企業の経営指標』
- 加工高=生産高−(直接材料費+買入部品費+外注加工費+補助材料費)
- *生産高=純売上高−当期製品仕入原価
○製造業の場合
- 付加価値(加工高)=売上高−(材料費+買入部品費+外注工賃)
○建設業の場合
- 付加価値(加工高)=完工工事高−(材料・部品費+外注費)
○卸売業・小売業の場合
■経済産業省『工業統計』
- 付加価値=生産額−原材料使用料等−製品出荷額に含まれる国内消費税等−減価償却費
■日本銀行『主要企業経営分析』『企業規模別経営分析』
- 付加価値額=経常利益+人件費+金融費用+賃借料+租税公課+減価償却費
■財務省『法人企業統計』
- 付加価値=人件費+動産・不動産賃貸料+支払利息・割引料+租税公課+営業純益
- 人件費=役員報酬+従業員給与手当+福利費
- 営業純益=営業利益−支払利息・割引料
■日経新聞『日経経営指標』
- 粗付加価値=人件費+賃借料+租税公課+支払特許料+減価償却実施額+営業利益
このページは以下のQ&Aについての補足説明です。
☆「Q&A(その他:回答編)」
Q 労働分配率を算出する際の、「付加価値額」に算入する妥当なP/L科目をお教えてください。
Q 付加価値の計算方法で、日経経営指標等で使用されている加算法の場合に、賃借料と支払特許料が含まれる理由(考え方)を教えてください。
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