新入社員のOJTでは、新人とOJTリーダーが「共に成長する」というキーワードをよく聞きます。
イメージとしてはわからなくもないのですが、OJTリーダーには具体的にどのような成長が期待できるのでしょうか?
OJTリーダーを担当した場合にどのような学習機会が得られるかは、その会社の制度が何を要求しているか、OJTリーダー研修を実施するかどうか、どのような新人を担当するか、どのような職場状況でOJTを行うかなどによって差があります。
つまり、OJTリーダーを経験したら全員が同じような成長を遂げるというわけではなく、状況や偶然による部分も少なからずあります。
そこで、以降には、OJTリーダーを経験した人ならおおむね経験できることを場面別に整理します。そのうえで人によって起こる成長についてもふれてみたいと思います。
まず、OJTの過程での場面別の学習機会は次のようになります。これらの機会から、どの程度の学習ができるかは、OJTリーダー研修などを実施するか、また、どの程度熱心に取り組んだかによっても変わってきます。
1)教えるための準備
2)計画づくりと進捗管理
3)教える場面
4)新人との関わり
次に、OJTリーダーが置かれた状況によって起こりうる成長についてみてみます。
1)仕事のスキルが上がる
2)人の見方、接し方が豊かになる
3)問題解決力が高まる
4)人間的な成長機会となる
以上のように並べると少し大げさなようにも感じるかもしれません。
しかし、実際に新人のOJTを1年間担当したあとには、「力がついたな」「一皮むけたな」という評価が聞かれることはめずらしくありません。
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