大手企業と中小企業とでは、どちらを得意とされているのですか?
大手企業の場合は、研修の一部のテーマや、社員向け広報物の制作など、お客さまの活動全体の「部分」を担当させていただくことが多く、「ナビゲート
があの企業を指導している」などと言えるほどのものではありません。
なにぶん体力がありませんので、1つの研修テーマで受講対象者が非常に多いケースや、数百ページにおよぶマニュアルを短期間に完成させる、などといったご
依頼はご辞退させていただいております(指をくわえて見ています...笑)。
逆に、中小企業のお客さまの場合、一連の活動を一貫してお任せいただくケースが多くなります。例えば、経営計画の策定から目標管理への展開、人事制度の構
築から教育への展開、また業務の見直しからマニュアルづくりなどです。
しかし、費用は決して安くありませんので、中小企業のお客さまには実情に合わせて現実的な対応をさせていただくことが多く"りっぱな実績"といえるような
内容にはなっていないかもしれません。
弊社を一番うまく活用していただいていると感じるのは、課題をたくさん抱えつつも、社内で十分な人員を割けず、案件が停滞しがちで困っているような企業で
す。特に、実際にご依頼いただく経営者やご担当者の問題意識は強く、やりたいことがあるのに、社内でうまく進められないようなお客さまとの相性がいいよう
です。 企業規模で言うと500名から2,000名くらいのところです。
これらの企業からのご要望事項に100%答えるだけの実力はありませんが、逆に「こういう範囲であればできます」という弊社の提案に、賛同していただける
場合にご採用いただいているようです。
また、このようなお客さまは、最先端のものや最高品質のもの、というご要請より、自社の実情に合うもの、また少しでも確実に前進できるものを求められるこ
とが多く、その点も弊社がいくらかお役に立てる余地を作っていただいているのだと感じています。