ドラセナの花
新緑が鮮やかな季節になりました。
植物がいっそう元気になる季節、弊社にある観葉植物たちも伸び伸びと成長しています。
そんな中、弊社にあるドラセナが花を咲かせるという、非常にめずらしい出来事が起こりました。
通称「幸福の木」と呼ばれるドラセナが、弊社に飾られるようになったのは、20年ほど前のこと(私が入社する前のことでした)。
ドラセナは、部屋の窓際の隅に長年飾られています。
そこにあることが当たり前で、特別な思いはなく、日頃まったく意識することはありません。ただ、同室の[の]は、まめまめと水やりはしていたようです。
思えば10数年前、幹が弱ってきたドラセナを見かねた[K]が、弱った幹の枝を剪定し、挿し木にしたことを思い出しました。
挿し木にした小さなドラセナが、少しずつ根を張り、枝葉を伸ばし、長い年月をかけて蕾を付けたのです。
今では70cmの高さにまでなり、一番長い葉は60cm以上の長さになります。
蕾を発見してから、ドラセナの観察が毎日の楽しみになりました。
茎には、ベタベタとした蜜が付くようになり、姿を毎日少しずつ変化させていきました。
そして、18日くらい過ぎたころの夕方、白い細やかな花が一気に咲き出し、部屋中にラグジュアリーな香りが放たれました。
ドラセナの花は夜行性で、翌日の朝は花が閉じ、夕方になると咲き出す。というサイクルが数日繰り返され、独特な花の魅力に心が躍りました。
その後、花が咲き終えたころを見計らって、花の部分を根元から剪定しました。
終わった花をそのままにしていると、株自身が弱ってきてしまうようです。
剪定した花も切り花として、しばらく楽しみました。
ドラセナの花が咲くと縁起がとてもよく、花言葉は「幸福」とのこと。
これからますます「幸福」の連鎖が起こりますように。
4月4日、蕾を発見! | 4月5日 |
4月9日 | 4月15日 |
4月22日(午前中) | 4月22日(夕方)一気に咲き出しました! |
4月24日 | 花の部分を根元から剪定! |