無料スケジュール帳(カレンダー)をどうぞ!
昨年末、「こんなことしてる場合か」と思いつつオリジナルのスケジュール帳を作り、ついに1年間使い通しました(→「オリジナル・スケジュール帳、大公開」を参照)。
作った直後は「来年は既製品を買おう!」と心に決めたのですが、1年も経つと苦労はすっかり喉元を過ぎており、またも創作意欲がわいてきます。
今年は2回目なので、データも流用できるし経験効率も上がっているはずです。1回限りで終えるのはある意味もったいない。
しかしいざ作るとなったら、去年と同じもので済ますということはありえない性格なので、何かしら改善は行います。
......ということで、結局今年もそこそこ手間がかかってしまいました。途中で想定外のトラブルもあり、データを完成させ中とじ印刷をするまで5?6時間程度かかったでしょうか。
この時間があったら家の大掃除もできただろうと思うと、年末の休日の使い方としてはいかがなものかと不安にかられつつ、それでも作ってしまうのは......、好きなんでしょうね。
A5版、中とじ、最大28ページというのが物理的な制約条件です。去年は月次ブロックカレンダーの他にメモページを欲ばったため印刷がうまくいかず、半年分ずつの分冊形式という本末転倒なものになってしまいました。今年はメモページはあきらめて1月から12月までちゃんと入れるようにしています(基本ですよね......)。
また、年間を見渡せるページを入れ、月次の見開きにはブロックカレンダーの他に、前月と翌月のミニカレンダー、リスト形式のカレンダーと、カレンダー機能を充実させました(スタッフからは「そこまではいらない」という声も上がりましたが......)。
カレンダーとメモ欄があるだけのシンプルなものなのですが、それだけにディテールのちょっとした違いで印象や使い勝手がずいぶん変わるものです。
フォントや色、罫線がきついと書き込む意欲が削がれますし、記入欄の設計があまりに恣意的だと疲れてしまいます。
気負わず気楽に書き込めるような柔軟性と自由度はぜひとも確保したい。実際に作ってみると案外と奥が深いのだな、と思わされます。
ところで今年は、"書き込む"というアナログ感に妙に取り憑かれており、ノートやボールペンにもこだわってみた1年でした。
そして会社としては、書き込み式の『OJT実践ノート』まで作ってしまいました。
こちらからOJTリーダーに伝えたいことはたくさんあり、一方で、できるだけ書き込んで自分のものにしてほしい。一般書籍でなく単なるマニュアルでもなく『ノート』であること。そのあたりのバランスが実に難しく、社内全員で実際に書き込んでみて、何度も何度も作り直し、ようやく完成を見ることができました。ご利用いただければ幸いです。
(そしてお問い合わせくださった皆様、遅くなってすみませんでした。『OJT新人ノート』のほうはもう少しお待ちください。)
おっと、スケジュール帳のお披露目だか商品の宣伝だかわからなくなりましたが、スケジュール帳のほうは無料です。
ダウンロードしてお使いいただけると、年の瀬の若干の労が報われます。さらにご意見などいただけると、調子にのってまた来年も作ると思います。ぜひご活用ください。
さて、年内の営業は本日が最後となりました。来年は7日より営業を開始します。
今年もお世話になりました。いつもサイトをご覧いただき本当にありがとうございます。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。