エアコン戦争
7月に入り蒸し暑いジメジメした日が続いています。
すでに多くのオフィスでは、エアコンが活躍し始めているのではないかと思います。
エアコンの季節に各企業のオフィスを訪問すると、ネクタイをゆるめ団扇や扇子で仰ぎながら仕事をしている男性社員と、カーデガンを羽織ったりひざ掛けをして仕事をしている女性社員のコントラストに目を引かれることがよくあります。
そして男性社員と女性社員が交互に席を立って、エアコンの温度設定を上げたり下げたり......。
お互いのことを配慮して、了解を得ながら温度調節をしているうちはまだいいのですが、しだいに陰口の言い合いやいがみ合いへと発展してしまうことも少なくないようです。
弊社では、梅雨明けを前にしてちょっとした心配事が発生しました。というのも、異様に暑がりの男性と異様に寒がりの女性が同じ部屋になってしまったためです。今からお互いに「負けませんよ」と牽制しあっています。
他の職場の熾烈なエアコン戦争の噂はよく聞きますので、職場の責任者としては気掛かりでなりません。放っておいていいものなのか。何かのルールづくりをすべきなのか......。
他の会社の管理者の皆さんはどのように対応されているのでしょうか?
エアコンの相性のために配置を変更するのは本末転倒です。
かと言って、こういうことでどちらかの肩を持ったと思われるのもイヤですので「お互いに歩み寄って」と言うしかないのですが、それだと問題解決になりませんし、責任回避のような気もしてしまいます。
結局現時点では「暑い人と寒い人がいたら、寒い人に合わせる」をルールとしました。
暑くて病気になる人はいないけど、寒くて身体に変調を来す人は少なくないからです。
でもきっと暑がりの人は「暑くて集中できない」とか「蒸し蒸しして仕事にならない」とか、いろんなへ理屈を言って抵抗してくるんだろうと覚悟しています。
さてさて、もうすぐ夏本番。
みなさんのオフィスでは、エアコン戦争が勃発する兆しはありませんか?