大河ドラマをなぞる
2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。
三谷幸喜さん脚本、小栗旬さん演じる「北条義時」が主人公で、約800年前の鎌倉時代前期の源平合戦からその後の権力の座をめぐる争いを描いた内容です。
私はこのドラマの主要人物である「三浦義村(山本耕史さん)」や「和田義盛(横田栄司さん)」の本拠地だった地域で生まれ育ったこともあり、小学生の時から、この時代が大好きでした。ドラマにも登場した地元の山城には何度も登り、菩提寺やら関連史跡も軒並みコンプリート。夏休みの自由研究はいつも郷土史について発表していた記憶があります。
そんな影響もあって、家族も大河ドラマにドはまり中。毎週日曜日の大河の時間だけは、すべての雑音をシャットアウトしてかぶりついております。
そこで今夏の家族旅行として、「伊豆国」で大河ドラマをなぞることを提案。
伊豆の国市にある韮山駅の大河ドラマ館でテンションを上げた後、源頼朝が旗揚げした蛭ヶ小島をスタート。
近隣の北条一族ゆかりの寺や館の跡、さまざまな人物が幽閉された修禅寺の史跡など、大河ドラマのストーリーと重ねつつ、その時代を想像してきました。
ちなみに、このドラマでは、毎週のように誰かが暗殺されたり、滅ぼされたりしてフェードアウトしていきますが、ある登場人物のお墓の前で、そのご子孫と遭遇。
「今週あたり亡くなっちゃいますかね?」「そうですね、そろそろですね」なんて一見不謹慎な会話。さらにはご子孫の方の撮影で、ご先祖の墓前で記念撮影するというシュールな思い出もできました。
さてドラマもいよいよ終盤へ。身近に感じられる歴史ドラマを年末まで楽しみにしています。
ここから源氏再興をスタートしたのかぁ、と想像 | お寺だったり |
お墓だったり | ある武将の墓前で、 そのご子孫に記念撮影していただくという経験 |