日帰り岐阜旅行
岐阜県関市のとある池を見たくて、先日思い切って行ってきました。
その池は公式な地名は無いようですが、通称「モネの池」と呼ばれています。
澄んだ水面がモネの絵画のように美しいと数年前から評判になり、その呼び名がついたそうです。
せっかくなので岐阜に住む友人の顔も見られたらいいな、と思い連絡を取ると、快く予定を空けてくれると返事がきました。
おまけに車も出してもらえることになり、ありがたい限りです。
夜行バスに乗って岐阜駅に向かい、ゆっくり朝食を食べてから友人と合流しました。
岐阜駅からモネの池までは車で1時間ほどかかります。(電車とバスを使う場合は1時間半程度かかるそうです)
友人は二年前に結婚して岐阜に居を移し、それ以来会う機会に恵まれていなかったので、車中ではお互いの近況報告をはじめお喋りに花が咲きました。
そうして辿り着いたモネの池。街から離れた場所にあり、5分もあれば一周できるこじんまりとした池です。
評判通り透き通った水が美しく、水底から水面に伸びる植物の姿がはっきりと見え、鯉達が思い思いに泳ぐ様も絵になっています。
鯉はかなり立派な大きさで、中には金色に輝いているものもいて子供たちの人気を博していました。
また、ちょうど睡蓮が咲いている時期だったので可憐な花も一緒に見ることができました。
カメラを通すと実際に目で見た景色とは少し違った雰囲気になる面白さもあり、SNSで人気が出たことも頷けます。
その日も皆思い思いに写真撮影を楽しんでいました。
私はスマホのカメラしか持っていませんでしたが、本格的なカメラで撮るとより違いが出るのかもしれません。
魚が泳ぐ姿は見ていて飽きないため、友人に付き合ってもらいながら結局お昼過ぎまで池を眺めていました。
お土産にポストカードを買って車に戻ります。
今回の小旅行、この池以外行くところを考えていなかったのですが、友人が郡上八幡もオススメだといって連れて行ってくれることになりました。
郡上八幡は山内一豊に縁のある土地で、城山の頂上には立派なお城があります。
また、食品サンプルの生産が盛んな町らしく、喫茶店の店先で見かけるような様々な食品サンプルを販売したり、実際に制作体験ができるお店が多く立ち並んでいました。
気になる場所は色々ありますが、まずは腹ごしらえをしてお城に向かいます。
城下町からお城までは徒歩で約18分。結構な傾斜の坂道を歩くことになり、日頃の運動不足を反省しました。
実は車でも上ることができるらしく、体力を温存したい方は車を使うといいかもしれません。
なんとか坂道を登りきり、そのままお城の天守まで足を進めます。
窓から見下ろす景色は見晴らしがよく、心地良い風が通り抜けて晴れやかな気持ちになりました。頑張って登ってよかったです。
お城からの景色を堪能した後は、食品サンプル工房を見学したり、今年初のかき氷を食べたりと気の向くままに町を散策しているうちに日も傾き、帰る時刻が近付いてきました。
友人との話は尽きず、後ろ髪を引かれながらも岐阜駅に戻ります。
丸一日時間を割いて案内してくれた友人に感謝してもしきれません。
次に会えるのはまたしばらく先になってしまうかもしれませんが、彼女が横浜に帰省したときには、どこか面白い場所を紹介できるようアンテナを立てておこうと思います。
今回の目的地モネの池。透明度が高く綺麗です。 | 鯉が悠々と泳いでいます。 |
子供達に人気の金色の鯉。 本物の金のようにキラキラしていました。 |
白銀の鯉もいます。 |
郡上八幡城。 登るのに気合がいりますが、その甲斐はありました。 |
本物と見紛うサンプルたちが色んなお店で販売されています。 |
どちらが本物でしょう? | 左はサンプル。右が本物のお菓子です。 |
缶詰のみかんと、柿ピー&チョコのイヤリング。 心惹かれて自分用のお土産にしました。 |