New Year, New Beginning
新年ネタもそろそろ時期外れになりそうですが、
今年の元旦に、生まれて初めてスノーボードに行ってきました。
しかし普段、スポーツは全くやらず、遠出することも稀な私です。
自分から「そうだ、スノーボードに行こう」などと思うはずがありません。
きっかけは兄に誘われたことでした。
予定では兄や友人だけで行くつもりだったようですが、実家に帰省中たまたま顔を合わせたとき、「こいつを連れていけば何かの役に立つかもしれない」と思い、声をかけたそうです。まるで犬っころか何かのような扱いですが、実際そんな感じでついていったのであまり大きなことは言えません。多少ためらいましたが、何か新しいことがしたかったのと、インストラクター経験ありの友人が教えてくれるというのでOKしました。
大晦日の夜に車で出発しました。
当初は福島県のスキー場に行くという話でしたが、天候を考慮して栃木県に変更。その日は鳥取県で雪崩災害のニュースがあったり、関東でも天候悪化が予測されました。最悪、山の手前まで行って引き返すこともありえたのです。
しかし、天候がよくないことよりも、大晦日の夜に、場末の、ちょっとさびれた感じの、ファミレスかどうかも定かではない深夜営業の食堂(なぜかゲームセンターも兼ねている)で年を越さねばならなかったことのほうが私にはきつかった。「これも雪山に行くための試練だ」と、自分に言い聞かせるのでした。
朝6時頃、スキー場に到着。
いざ着いてみると快晴。予報はよいほうに外れたのでした。2時間ほど車中で仮眠をとってから、いよいよ入場です。
とはいえ、私は全くの初心者で、転び方すら知りません。そこで、経験ある友人に2時間ほどレッスンを受けました。ボードの着脱、立ち上がり方、歩き方、ターンの基本など。普段、私と適当なことばかり話している彼ですが、なかなか教え方がうまいので感心し、思わずこちらも真面目に練習してしまいました。
コースの下で1通り習った後、リフトで初心者コースへ。1度下まで滑ってくるまでに数えきれないほど転びました。昼食をはさんで、午後は1人で下降。これ以上やるとケガをしそうだと思い、3回まででストップ。最後の最後にようやくターンらしき曲線を描いて滑った気がします(気のせいかも)。
兄たちもそれなりに楽しんでいました。
多少がっかりしたこともあるようですが、本来の目的はスノーボードです。滑りは満喫したのでよかったんじゃないでしょうか。帰りは近くの温泉に入りました。雪山に温泉は最強ですね。寒さでかじかんだ体が暖まっていきます。
その後、数日間、私は全身のアザと筋肉痛に苦しみましたが、今回行ってみて思ったのは「なんだ、スノーボードって結構楽しいじゃないか」。機会を見つけてまた行ければと思います。
「1年の計は元旦にあり」といいますが、まだ遅くはありません。
みなさんも今年から何か新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
上級者コースからの眺め。まさに下界を見晴るかす。 | |
午後は少し曇ってきました。 |