フランス旅行記 美味しい都
9月17日快晴。
今日は水曜日、友人の家がある「La Motte Picquet Grenelle」駅付近に朝市が出ます。
果物、パン、チーズ、肉、魚といった食品をはじめ、洋服や日用品などが屋台に並べられています。
さわやかなその朝市の様子は、混んでいても、北京のそういった市場とはまるで違う雰囲気です。 どのお店も色鮮やかで、きょろきょろと見て回るうちに隣の駅に到着していました。
「Dupleix」駅から地下鉄に乗り「Bastille」駅まで行きました。
本当は1つ手前の駅で降りる予定でした。しかし、電車に乗っていた犬がかわいくて、見ているうちに降り過ごしてしまったのです。
フランスでは犬を飼っている人がとても多く、街では綱を引かずに散歩する人をよく見かけます。電車内では紐をつけていて、大型犬だと口輪もつけています。しかし、犬はとてもおとなしく、飼い主の言うことをよく聞いています。
てってって......と小走りに歩きながら、飼い主を気にする様子がたまらなくかわいいのです。
「L'As du Fallafel」というパリではちょっと有名なユダヤサンドイッチのお店へ行きました。ピタパンにエジプト豆でつくったコロッケ(いっぱい)、揚げナスと千切り赤キャベツ、キュウリが挟んであり、チリソースのようなピリ辛いソースとマヨネーズをかけて食べます。
パリではフランスパンにチーズとハムをサンドイッチしたものやキッシュ、お総菜などがたくさん売られ、たいていの人は持ち帰って道々食べます。
私と友人は、そのファラフェルサンドイッチ(ユダヤサンド)を近くのベンチで食べました。
パリで犬の他に多いもの......それは鳩です。ベンチなどで食事をしていると近くに寄ってきます。妙に人なれしていて、日本の鳩のように反応が機敏ではありません。脅しても「ふ?ん」という感じでちょっとよけるだけです。しかも低飛行で、人の頭ぎりぎりを飛びます。
鳩:「平和の象徴だからね。」
人:「......(ちぇっ)」という感じです。
さて、サンドイッチのボリュームがかなりあったので、腹ごなしに街を見ながらしばらく歩くことにしました。
昨日訪れたシテ島より東のサンルイ島というところまで来て「Bertillon」というアイスクリーム屋さんに行きました。(また食べる!)
ここもガイドブックによく載る美味しい店です。私はラムレーズンとココナッツのダブルを注文しました。
日本とはちょっと違った癖のある味で、その濃厚なミルクの味わいは......これまた美味しかったです。
パリといえば、ケーキやパン、チーズやハムなど、美味しいものがいっぱい!! 計画を立てていろいろ食べないと......考えるだけでもよだれがにじみます。
カラフルな朝市 | こんなにたくさんのパンが! |