フランス旅行記 光るエッフェル塔を観た!
9月12日は中秋の名月でした。
中国では、月餅を食べます。
私は月と火星を見ながら月餅を食べ食べ、2日後に控えたフランスを思っていました。
9月14日快晴。午後2時55分の便でひとまず日本へ向かいました。この日は成田のホテルに1泊します。
9月15日晴れ、強風。成田で慌ててフランスの旅行ガイドブックを買って、午前10時30分フランス行きの飛行機に乗りました。
強風のため飛行時間が延び、乗ること12時間、パリ・シャルルドゴール空港へ到着しました。
途中食事2回、軽食とリラックスタイムがありました。見た映画は5本です。
パリには10日間の滞在予定です。
初めの6日間と後半4日間に分けて、2人の友人の家にお世話になることになっています。
パリ時間で同日3時30分ころ空港に到着しました。
空港から市内へ出るにはいくつか方法がありましたが、凱旋門までの長距離バスに乗りました。
そこから地下鉄6番線「La Motte Picquet Grenelle」で降りて、午後8時に友人とマクドナルドで待ち合わせをしました。
行き方がわからず迷うだろうと思いきやすんなり来てしまい、午後6時過ぎにはマクドナルドにいました。
約束の時間が来るまで、ジュースを飲んだり日記を書いたりして暇をつぶしました。
窓ガラスの外を通る人の顔立ちが西洋人なので、改めて「あ?ここはフラ ンス、パリ。私来ちゃったなあ......」とつぶやくこと数回......。
友人とパリで再会するのはまた違った面持ちで、不思議な感じでした。
初めの6日間宿を借りたこの友人は、高校時代の部活の仲間です。
今年9月にパリへ来たばかりで、学校に通いながらフランス語を勉強しています。
渡航したてというのは、何事にも慣れていないし、言葉もわからないし、大変です。
さらに、一人暮らしをはじめてすると、冷蔵庫の中やトイレットペーパーなどちょっとしたものまで自分で買わなくてはいけないことにショックを受けたりし ます。
そんな中私が厚かましく来たのですから、友人も大変だったに違いありません。
「迷惑かけまーす。」なんて留学でゆるんだ気持ちで軽々しく泊まろうとしていた私も、さすがにちょっと反省しました。
部屋には、日本から持ち込んだものがまだたくさんありました。
こういうものはとても貴重だということを、私自身も知っています。
まず、お風呂場で日本製のシャンプーや石鹸などを借りるのは痛々しく思い、 次の日は必要な洗面道具を買いました。
それから水道も極力使わないように......。中国はバスタブがないので、友人の家でバスタブを見たときには歓喜しましたが......お湯をためるのはやめました。
パリは夜暗くなるのが遅く、7時だとまだ空が明るくて日本の夕方6時くらいです。
8時になると、ようやく夜の暗さが忍び寄ってきます。
友人の家からはエッフェル塔が見えました。夜には電飾されて美しいシルエットが浮かび上がります。
そして、毎時00分から10分間、電気がきらきら光ります。
「あーここはパリなのかあ......」
そうまたつぶやいていました。
電飾された"エッフェル塔" |