晴れの日の憂うつ!
連休も明けて、天気もすっかり良くなりました。
気持ちもすっかり軽くなり、論文に取りかかっています。
中国は5月1日から7日までぴったり7日間だけが休日になります。
その前後になる土日は連休中の振り替えで通常通り授業があるため、 連休明けは連続9日間休みなしという地獄の日々です。
「天気のせいで気分がのらない」という自分への言い訳をやめて、 連休中はおとなしく論文と戦っていました。 中国の大学に通っているので、当然ですが中国語で論文を書かなければいけません。 日本語では一応出来上がりました。
でも、それを中国語にするとなると、どうも簡単にはいきません。
翻訳すると気がつくのですが、日本語の表現はあいまいなものが結構あります。
翻訳をしながら、逆に日本語の文章を直していく必要がでてきます。
主語を明確に示したり、表現を変更したりなど、日本語の言い方のままでは意味の通じないものがあるからです。
例えば、ある本からの抜き出しを訳しているときです。
「ものの美しさ」という表現の訳で、原文で「もの」の意味は、物体としての「物」ばかりではなく、「ものごと」というような意味を微妙に含んでいました。ただの「物」ならば「東西(ドンシー)」と訳せばいいのですが、どちらの意味も含ませるというのは一言では言えませんでした。
先に中国語で書くこともありますが、こんどは逆に日本語でなんと訳せばいいのかわからない単語もあります。 語学って本当に難しいです。
パソコンの画面を長時間にらんでいるうちに、まぶたが重くなってきました。
立ち上がってストレッチをしたり、部屋の掃除やコップを洗うなどの雑用をしたりと、体を少し動かして眠気をごまかそうとしますが、中国語に挑み始めるとつい、うとうとと......。
何杯目かのコーヒーを飲みますが、効果がありません。眠い時は何をしてもダメです。
5分ほど眠るのがかえっていいと聞いた事がありますが、きっと起きられないでしょう。
5月になって、天気も良くなったので、のんびりと散歩したいものです。
北京は常に風が強いし、砂も飛ぶので快適ではありませんが、じっとしているよりはましなはず。
お外が恋しい......。いっそ気分転換に散歩でも......。
そうそう、最近開店したパン屋のドーナツが美味しいとか、......行ってみますか。
やっと目が冴えてきました。