研修歳時記:卒業
卒業シーズンを迎えました。出会いと別れ、始まりと終わり、サクラ咲いた人、散った人......。それぞれに悲喜こもごもの3月です。
卒業の思い出って何でしょうか?
例えば幼稚園の卒園式のこと、覚えてますか? ......私は幼なじみの泣き顔を覚えてます。小学校の卒業式は? ......あの時の歌を今でも歌えます。中学校の卒業式は? ......第二ボタンをめぐってドキドキでした。高校の卒業式は? ......受験があって欠席したかも。大学の卒業式は? ......袴をはきましたっけ。
みなさんはいかがでしょう。
そして、社会人になってからはどうでしょう。ある意味では退職がそれにあたるのかもしれませんが、基本的に卒業式というものはありません。でも私たちは日々、何かしら自分なりに節目を設けて生きていると思います。何かを終えて次へ行く、これを自分で決めていかなければなりません。あらかじめ用意された卒業でなく、自分で決める卒業......、これが社会人になってからの卒業なのかもしれません。
私は社会人になるまでに5回卒業式をしました。社会人になってからはいったいどれだけ卒業してきただろう、とふと考えます。......またそろそろ、卒業しなくてはならない時機かもしれません。
さて、実はこの研修歳時記も、これまで1年近く続けておりましたが、今回で卒業しようと思っております。これまでおつきあいいただいた方(......いらっしゃるかわかりませんが?)ありがとうございました。
もっとも完全にやめるのではなく、これからは、「研修歳時記」でなく「気まぐれ歳時記」として、スタッフの誰かが、気の向いた時に自由なテーマで書いていくコーナーとしたいと思います。
なお、終わりがあれば始まりもあります。歳時記は3月でいったん卒業しますが、新しく「業務マニュアルTips」が始まりました。そちらもよろしくお願いします。
......さて、この春、あなたは何を卒業しますか?