コロナ禍の桜たち
今年も桜満開の季節となりました。
穏やかな春の空の下、堂々と咲き誇っている桜を見ると、新型コロナウイルスという言葉を聞き始めてからもう1年が過ぎることを改めて実感しています。
去年の今ごろはこのウイルスの正体がわらかず、感染状況や予防方法などの情報も不確定で、ただ恐ろしく不安な日々を過ごしていましたが、人間たちのそんなドラマを知ってか知らずか、今年も多くの桜が心を慰めてくれています。
冬の後には必ず春が来る。トンネルを抜ければ穏やかな日々が待っている。
そんな気持ちにもさせてくれるような、魔法のような色合いの桜たちに、ただうっとりとするばかりです。
残念ながら、今年も桜の下に座ってのんびり眺めるというわけにはいきませんが、通勤やウォーキングの途中、また休日の公園では歩みを少し緩めながら咲き誇る桜を眺め、自然は不変であるありがたさを感じています。
来年こそは安心してお花見を楽しめる、そんな平和な日が来ることを願いつつ、もうしばらく感染予防を心がけたいと思います。
ところで、私が子供のころ桜は入学式のイメージでしたが、地球温暖化で春がどんどん早まっているのか、最近は、入学式のころには桜がすっかり散ってしまいます。
先日近所の桜並木を通っていると、4月の入学式を前に、ぴかぴかのランドセルを背負った新小学1年生が満開の桜の下で写真を撮る親子連れをたくさん見かけました。10年前に迎えた我が子の小学校の入学式はどうだったか記憶が定かではないのですが、そんな手もあったのですね。
自然をコントロールするこはできませんが、工夫しながらうまく付き合うことはできそうです。
我が家の自宅付近(横浜市)の桜ばかりですが、よろしければ桜をお楽しみください。
近所で一番に咲く駅前の桜。写真は2月末のものです。 | 自宅から出るとすぐに桜のトンネルが始まります。 |
淡い桃色の桜の下で、色とりどりのランドセルが映えます。 | 青空と桜と団子! 歴史を遡れば、ご先祖様もこんな風景を眺めたのでは?! |
自宅マンション内の桜。 築17年で、満開を誇るようになりました。 |
自宅ベランダでもど迫力の花見が楽しめます。 |