レジ袋有料化対策
令和2年は、新型コロナウイルスによって生活様式ががらりと変わってしまった年と言えますが、私にとってもう一つの大きな出来事は、レジ袋の有料化です。
日々の食料品の買い出しはほぼ毎日ですが、有料化になるまで、レジ袋はしっかりともらう派でした。
横浜市のゴミ出しは一般のレジ袋でも可能なため、ゴミを出すためにむしろ必須ですし、その他にも、旅行などでの着替えや汚れ物を詰めたり、雨の日には濡れた靴下や折傘を入れたりと、日々大活躍だったのですが。
それも、買い物したときに「無料でもらえる」からこそ、気軽にできたのかもしれません。
今でもお金を出せば袋は買えるのですが、有料化が始まってまだ数カ月、今まで無料だったのにお金を出すなんてあり得ない、という意地が先立ってしまい、会計時に「レジ袋は必要ですか?」と聞かれても「要りません」と持参した袋を見せながら答えています。
しかし、これまで細々と貯めてきた袋のストックも、近いうちになくなるに違いありません。
有料化になったころ、実家の母がこれまで何十年も溜めてきたであろう未使用のレジ袋を送ってくれました。50枚くらいはあり、複数回ずつ使えば1年くらいもつかなと、買い物時にはそのレジ袋を持参していたのですが。
会計が終わり食品を詰めようと袋を大きく伸ばしその袋の店名を見ると、実家付近にしかなかったり、すでに閉店していたりで、今の私には簡単には手に入らない貴重な袋。いくらお金を出してももう手に入らないんだと思うと急に切なくなり、また、その店で買い物した懐かしい思い出も沸き上がり、慌てて袋を畳んで別の袋をごそごそ出しています。
レジ袋有料化は、食品だけでなく洋服や書籍などいろんな分野で広がっています。
総合ショッピングセンターなどですべての有料袋を断っていると、食品の他、洋服や下着、雑貨、焼き立ての二重焼などなど、いろんなカテゴリの物が1つの袋に混在ということにも......。
食品と下着を一緒に入れざるを得ない苦い思いもしましたので、最近は常に数枚は持って出かけるようにはしています。
ついでに、普段持つかばんも変わりました。貴重品は財布とスマホくらいなのですが、予定外の買い物でもドンドン物が入れれるよう、軽くて大きな布バックが重宝しています。
実はかれこれ15年ほど前、かばんを作るのがマイブームだったころに作り溜めたもので、お蔵入りしていたのを引っ張り出してきました。→「秋の夜長に向けて」
レジ袋有料化で地球環境保全に少しでも役立つことを祈りつつ、今日もたくさんの袋を忍ばせて、買い物に出かけています。
実家近くの店の袋たち。 私にとっては貴重なものになってしまいました。 |
大昔に作った袋が第二の人生で活躍しています! | これくらい予備があれば、 いろいろ買い物しても大丈夫そうです。 |
布のエコバック、気付けばたくさんありました。 大きさや固さなど用途に合わせて選んでいます。 |
全国展開する雑貨屋のエコバックは地名入り。 大阪出身の友人とお土産を交換したら それぞれの実家のエコバックでした♪ |