多肉ざんまい
多肉植物にはまっています。多肉とのつきあいは長いのですが、この自粛生活の間に多肉熱が再燃しました。
私には、ひそかに「多肉の師匠」と呼ぶ人がいます。師匠の家にはひときわ大きく珍しい多肉がいます。名前は師匠も知らないのですが、近所の花屋さんが15万円で売ってほしいと交渉にきたほどの逸品です。
それでも師匠は決して売ろうとしなかったのですが、数年前、その貴重な多肉を私に2株分けてくれたのです。
それなのにそれなのに......、翌年の梅雨の時期、あろうことか2株とも枯らしてしまったのでした。
「将来は15万円 × 2かぁ」などという若干の邪心も災いしたかもしれません。せめて写真を撮っておくべきでした。
悲しい別れのショックから、しばし多肉から距離を置いていたのですが、やがて時が悲しみをいやし、家にいる時間が増えたことで、再びマイブームが訪れたという次第です。
あの別れの教訓を生かさねば、と。
今日は、そんなわが家の多肉達をご紹介したいと思います。
多肉にも春秋型、夏型、冬型があり、同じ種類であっても個体差があるため、それぞれに応じた育て方が必要です。
窓辺の箱入りチームは、12年同居のハオルチアを筆頭に新入りメセンまで約10種類。カゴにいれ、天気に応じて移動させるという過保護ぶりです。
軒下チームは、8年同居のセダムを筆頭に10数種類、雨の日だけ優しくされます。
野ざらしチームは、5年同居のセンペルビウムを筆頭に2種類、ほぼ放置。雨にも負けずワイルドに育っています。
多肉といえば寄せ植えがおしゃれなのですが、狭いところに押し込めるのはなんとも気の毒に思えます。
というわけで、わが家ではソーシャルディスタンスを保って植えられており、写真映えはしませんがご容赦を。
セダムの挿し木と葉挿し
8年同居のセダムを挿し木 | 数日乾かし根が出たら鉢植え | 葉挿しも成功。小さなベビーが発芽! |
比較的過保護に育てられている者たち
水色に光るハオルチア青水晶 | 毎日見惚れるブラックオプツーサ |
手前はハオルチア玉扇 | 12年選手の12の巻、今の住まいはトイレの窓辺 |
なんともユニークなリトープス、脱皮します! | 一番動物に近い気がするアドロミスクス コーヒービーン |
ぽこぽこ可愛いコノフィツム | 落ちた葉からも、ぞくぞくと発根中 |
窓辺と軒下のレディース
わが家の女帝リラシナ | 可憐な桜吹雪 | 虹の玉3姉妹 |
クールな黒法師の姉さん | しどけない姿の桃太郎、やや日照不足 | 赤い縁取りが小粋な花月 |
たくましき者たち
野ざらし代表センペルビウム | 距離を保ってるベビーたち。11種(6/7) | →1カ月後、徐々に密に(7/15) |
ナゾの乱入者
ある日、家人の植えたナゾの挿し木が 私の多肉に混じっていました ......誰? |