外出自粛生活への贈り物
予想だにしなかった長期の外出自粛生活、とはいえ、食料品や生活用品など最低限の買い物はできますので特に不自由とは思っていません。
しかし、遠く離れた実家の両親にとっては心配でたまらないようで、いろんな物資が結構な頻度でやってきます。
農家の実家はこの時期野菜の収穫が豊富なようで、先日届いた大きなダンボール箱には、大量の玉ねぎとレタスが6玉、我が家ではとても食べきれない量です......。ありがたい一方でどう消費するか悩みのタネ、近所におすそ分けするにも限界があります。
我が家のメンツは少食気味な3名、鮮度が命のレタスを美味しいうちに頂くには知恵を絞らなくては。
幸い?毎日3食作る生活、料理が苦手な私ですが、いつもとは少し違うレシピにチャレンジすることにしました。
サラダやサンドイッチなど生食のイメージが強いレタスですが、レタスチャーハン、レタスの肉巻き、レタスのみそ汁、レタスのペペロンチーニ。火を通せばすぐにかさが小さくなり、想像よりたくさん食べることができました。
長ねぎがドッキングしているオリジナル玉ねぎは、全長40センチをまるまる使ってチャーハンや親子丼、野菜炒めなどに変身、冷蔵庫から取り出す野菜が1種類なので、なかなか便利に使えています。
ただ難点といえば、無農薬に近いがゆえたまに虫も共存している点で、虫嫌いの娘の皿に限って入ってしまうことです。サラダの時は生で、火を通した後は干からびた虫さえも見つけ出し私に警告してきます。
「あら、入ってた?そりゃラッキーだね!」と苦笑いしながら取り除き、それでも食べさせるのに私は必死ですが、「またレタス?!」というクレームをかわすうち、腐らさずに消費するめどもついてきました。
外出自粛を要請される一方で、物資を届けるために日夜稼働してくださる配達スタッフの方々に大いなる感謝の気持ちを寄せつつ、もうしばらく両親からの野菜は食卓にのぼりそうです。
全長40センチ。野菜はこれ一つでもいろいろ作れそうです。 | ネギだらけの卵チャーハン。 |
みそ汁はレタスがしゃきしゃきのうちに食べるほうがおいしいです。 | パスタもシンプルな味付けでレタスを味わいます。 |