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どんなときも、どんなときも


[よ] 日常生活

応援している広島カープがここ数年好調で、「勝つこと」が当たり前の雰囲気があったのですが、今年は開幕早々負けることが多く、がっくり肩を落とすことが続きました。
しかし、その悔しさをぶつける矛先もなく、そのころの心の中のテーマソングは森昌子の「哀しみ本線日本海」
ふと気づくと頭の中で歌詞がぐるぐる回り、自分で自分を慰めていました。

そんなことになるとは思いもせず、開幕前に苦労して入手した試合のチケット。
これまでは試合日が待ち遠しくて仕方なかったのに、今年は「負ける試合を目の前で見るのは辛い」「赤いユニフォームを着て応援したら、弱いくせにと後ろ指さされるんじゃないか」などと負の気持ちがどんどん湧いてきます。
いっそのこと、雨で試合中止になればいいのに!とますます負のスパイラルに......。

そんな不安な気持ちを抱えたままスタジアムに着くと、赤いユニフォームを着込んだファンがたくさんいてほっと一安心。敵のスタジアムなのに、みんな誇らしそうに、そして堂々とさえしています。ひたすら勝利を願い、応援グッズの準備も万端のようです!
私も大慌てでトイレで赤いユニフォームに着替え、さっそく応援に参戦と同時に、本当のファンなら良いときも悪いときも目を背けず支えていくべき、と恥ずかしくなり、深く深く反省。
実はその日は3勝10敗のあとの久しぶりの勝利で、嬉しさのあまり興奮した[よ]は、近くにいたカープファンと何度も何度もハイタッチ、悲しみが続いたあとの喜びを存分に堪能しました。
そして、心の中のテーマソングは槇原敬之の「どんなときも」に変更、おかげで、勝っているときも、負けているときも「どんなとき」も穏やかに過ごせます。
「また勝つときがくるさ!」と。

スタジアム バルーン
敵地にもかかわらず、スタジアムは真っ赤に染まっています。 応援グッズのバルーンの準備!
バンザイ おやつ
点が入ると、うれしくてついついバンザイ! こんなおやつを食べつつ応援!
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